ホームサービスシロアリ駆除プロに学ぶ!シロアリ対策玄関がシロアリ被害に?発生原因と効果的な駆除・予防方法を解説!

玄関がシロアリ被害に?
発生原因と効果的な駆除
予防方法を解説!

玄関がシロアリ被害に?発生原因と効果的な駆除・予防方法を解説!

家屋にシロアリが発生した際、どこから侵入してきたのか不安になるでしょう。

シロアリは家屋のさまざまな場所から侵入しますが、じつは玄関が狙われるケースは意外と多く、浴室などの水回りと同様に注意が必要な箇所です。

本記事では、シロアリが玄関を狙う理由から効果的な駆除・予防方法を解説していきます。

玄関でのシロアリ発生が疑われる方は、ぜひ参考にしてみてください。

玄関にシロアリが
発生する原因

自宅の中で人の出入りが最も多い場所といえば、玄関でしょう。

そんな玄関にシロアリが発生したとなれば、不安になってしまう方が多いはずです。

なぜ、玄関にシロアリが発生するのか。その原因について下記で解説していきます。

玄関の木材部分が狙われる

シロアリは木材を食害します。

そのため、木材があれば場所を問わずシロアリに狙われてしまう可能性はあります。

例えば、玄関のドア枠や框(かまち)、靴箱などには木材が使用されていることが多いでしょう。これら木材部分にシロアリ被害が発生します。

玄関の框(かまち)のシロアリ被害

玄関の框(かまち)のシロアリ被害

地面と木材部分が近いなどの構造上の問題

木材が使用されている場所であれば、必ずシロアリ被害に遭うとは限りません。

シロアリが発生しやすくなるポイントとして、その場所が、“シロアリが侵入しやすい構造”か否かといったところがあります。

玄関は、足元の土間部分の下に砂などを盛るため、床下の地面よりも高くなっています。その構造上、土台などの木材部分と地面が近い造りです。

日本におけるシロアリ被害でもっとも多いヤマトシロアリは地中生の昆虫です。土から餌場となる距離が近いほど移動しやすく、食害の対象になりやすいのです。

玄関という構造上、どうしてもシロアリ被害に遭いやすい場所であることを覚えておきましょう。

コンクリートを流し込む際の土留め板がそのまま残っている

玄関にコンクリート(土間)を使用しているお宅は多いかもしれません。

そのコンクリートを流し込む際、土留め板と呼ばれるものを使用しているケースも多いですが、この土留め板が残っていた場合シロアリ被害に遭う可能性が高くなります。

玄関部分の土留め板のシロアリ被害

玄関部分の土留め板のシロアリ被害

土留め板は、木材部分が地面に直接打ち込まれて接しているため、シロアリが発生しやすい場所です。

たいていの場合は、建築時にそのまま残されているため、新築時の防蟻成分の効果が低下してくると、シロアリ発生のリスクが高まってきてしまいます。

玄関にシロアリが
発生するとどうなる?

玄関にシロアリが発生した場合、どのような被害が想定できるでしょうか。

玄関にシロアリが発生した場合の被害について、下記の内容にまとめました。

シロアリの被害が家全体に広がる恐れ

玄関にシロアリが発生した際、玄関周りにある木材を餌場とします。

玄関周りの木材は他の部屋の部材ともつながっているため、放置すれば被害が周囲に拡大してしまうおそれがあります。

玄関に限らずシロアリを発見した場合は、被害が拡大しないように早目に対処しましょう。

玄関の床や框が浮いたり沈んだりする

玄関の床や框が浮いたり沈んだりした場合、シロアリの被害を受けている可能性も考えられます。

シロアリは木材を食べますが、その外側ではなく内部を空洞化させていくのが特徴で、見ただけでは判別がつかないことがあります。木材の中身だけがスカスカになり強度が低下、踏むと浮いたり沈んだりしてしまいます。

玄関の床に違和感を感じたら、シロアリ被害を疑ってみても良いでしょう。

木材を叩くと空洞音がする

シロアリ被害の兆候として、木材を叩いた時に空洞音がするといったものがあります。

上記でお伝えしたように、シロアリは木材を餌としますがその内部を食害する傾向があり、外側からは被害が分かりづらくなっていることがあります。

そういった被害箇所の木材は、叩くと空洞音がします。玄関にある框や幅木などの木材を叩いた時にこのような兆候があれば、シロアリ被害が進行している可能性を疑いましょう。

シロアリ被害で内部が空洞になった木材

シロアリ被害で内部が空洞になった木材

玄関周辺で羽アリを見かける

玄関周辺で羽アリを見かけた場合、すでにシロアリ被害が進行している可能性があるため注意しましょう。

シロアリは4月から7月頃に羽アリになる習性があり、被害に遭っていればこの時期に羽のあるアリが発生します。

クロアリの羽アリなど似たような虫も発生しますが、シロアリは上記のように時期が限定されており、この期間に羽アリを発見した場合は、シロアリの発生を疑いましょう。

シロアリ被害が
発生してしまったら?

シロアリの被害が発生してしまった場合、基本的にはシロアリの駆除専門業者への相談をおすすめします。

シロアリを発見した際、咄嗟の判断で市販の殺虫剤を散布する方もいますが、そこで駆除できる個体はほんの一部です。生き残った大量のシロアリは危険を感じ取って家屋内の別の場所に移動して、逆に被害を拡大させてしまうこともあるのです。

羽アリであれば掃除機で吸い込むだけで死滅しますが、こちらも同様に床下などに生息している個体を駆除することはできず、根本的な解決にはなりません。

調査や駆除作業は専門的な知識と技術が必要です。シロアリ被害が発生した際は、まずどの程度の被害が出ているのか専門業者に点検してもらうところから始めましょう。

まとめ

シロアリは、餌となる木材や好む環境、侵入しやすい状況が整っていればどんなお宅であっても侵入してくる可能性があります。

とくに木材が多く使用されていたり地中との距離がほとんどない玄関は、シロアリの発生頻度が高く、よくある侵入経路です。

万が一、シロアリ被害が疑われた場合はすぐに専門業者の点検を受けるようにしてください。

大切な財産を守るためにも、おうちのシロアリ対策を徹底していきましょう。

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