ホームサービスシロアリ駆除シロアリ・羽アリの見分け方と対処方法

シロアリ・羽アリの
見分け方と対処方法

家の中で突然大量の羽アリを見つけると、「これってシロアリ?」と不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。それがシロアリであれば、家の構造に深刻な被害が及ぶ可能性があり、早期の判断と対処が重要です。
ここでは、羽アリの見分け方・対処方法など、必要な情報をまとめて解説します。

シロアリの羽アリとは?

シロアリの羽アリ(有翅虫)は、巣の拡大や新たなコロニー形成のために飛び立つ繁殖個体です。 普段は木材内部に潜んでいますが、繁殖期になると一斉に外へ出てきます。
羽アリが家の中で大量発生するということはすでに家屋内部に巣がある可能性が高いため、注意が必要です。

シロアリの羽アリの群れ

羽アリが発生する時期

シロアリの種類によって発生時期は異なりますが、代表的なものは以下の通りです。

  • ヤマトシロアリ:4〜5月の昼間、雨上がりに多い
  • イエシロアリ:6〜7月の夕方〜夜間
  • クロアリ(アリの仲間):種類により5〜9月に断続的に発生

発生時期が合致するかどうかは、シロアリかどうかを判断する重要な材料になります。

ヤマトシロアリとイエシロアリの活動時期・活動場所の比較図

家の中で羽アリが発生しやすい場所

羽アリが出る場所は、巣の位置や侵入経路のヒントになります。

  • 浴室、洗面所、キッチンなど水回り
  • 玄関

特に水回りはシロアリが好む湿気が多く、発生リスクが高い傾向があります。

浴室に大量発生したシロアリ

シロアリ・クロアリの
羽アリの見分け方

羽アリを見分ける際は、以下の3つのポイントをチェックします。

① 触角の形

  • シロアリ:数珠状でまっすぐ
  • クロアリ:くの字に曲がった形

② 腰(胴体)のくびれ

  • シロアリ:くびれがなく寸胴
  • クロアリ:はっきりとくびれている

③ 羽の形と大きさ

  • シロアリ:4枚の羽がほぼ同じ大きさ
  • クロアリ:前羽が大きく、後羽が小さい

この3点を押さえるだけで、かなり正確に判別できます。

シロアリ クロアリ
羽アリの見分け方 シロアリの羽アリ クロアリの羽アリ
①触覚:じゅず状
②羽:前後の羽は同じ大きさ
③胴:くびれがない
①触覚:くの字型
②羽:前羽は大きく後羽は小さい
③胴:腹部がくびれている
兵アリ職アリ イエシロアリ
イエシロアリ(職アリ)
ヤマトシロアリ
ヤマトシロアリ(兵アリ)
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被害

イエシロアリ
湿潤な木材だけでなく、被害は建物全体に及ぶ。 加害速度は速く、被害は激烈である。古材より新材を好んで加害する。

ヤマトシロアリ
湿潤な木材を好み、建物の下材を主に加害する。 雨もりがあると、小屋組材まで加害することがある。加害速度は比較的遅い。

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日本で大きく被害を与えているシロアリはほとんどがイエシロアリとヤマトシロアリの2種類です。

活動時期

イエシロアリ:
5月~7月にスウォーム

ヤマトシロアリ:
4月~5月にスウォーム
(東北地方6月)

-

休眠することなく一年中活動しています。

分布

北限は潮来。千葉県以西の海岸線に沿った温暖な地域と南西諸島、小笠原諸島に分布。

北海道北部を除く日本全土に分布。北限は北海道名寄市。

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羽アリを見かけた時の対処方法

羽アリを見つけた瞬間は焦りがちですが、まずは落ち着いて以下の応急処置を行いましょう。

掃除機で吸う、水で流す

羽アリなどのシロアリの個体は攻撃性がなく弱いため、掃除機で吸い取ったり水で流すだけで死んでしまいます。 ただし、表面に見えている羽アリだけを駆除しても巣は残ったままなので、根本的な解決になっていない点には注意が必要です。

数匹捕獲しておく

後で専門業者に確認してもらうために、セロテープやティッシュなどで数匹捕獲しておくとよいでしょう。シロアリかどうかを正確に判別することができます。

専門業者に調査を依頼する

羽アリが室内で発生した場合、家の内部に巣がある可能性が高いため、早め調査することが重要です。ただし、羽アリがシロアリかどうか、被害がどれくらい拡大しているかを判断することは専門業者でなければ難しいのが現状です。
調査自体は無料で行なってくれる業者も多いので、羽アリを見かけた場合は専門業者にチェックを依頼しましょう。
賃貸の場合は、まず管理会社や大家さんへ連絡し、依頼する流れや費用負担のルールを確認しましょう。

床下でシロアリ被害の調査を行うスタッフ

羽アリが発生したときに
やってはいけないNG行動

以下の行動は、状況を悪化させる可能性があります。

市販の殺虫剤を撒く

薬剤成分に触れた個体は駆除できますが、巣の内部まで薬剤が届かないため、根本的な解決にはなりません。さらに薬剤成分のある箇所を避けて他の場所へ移動し、さらに被害が拡大する恐れがあります。

発生しなくなり放置する

シロアリの羽アリが発生する時期は限られており、発生してしばらくすると床上の見える場所では見かけなくなります。これをシロアリがいなくなったと勘違いしてしまうことがあります。床下などの見えない箇所では生息し続け、静かに食害を進行させている可能性があるのです。

不安な場合は、早めに専門家へ相談するのが最も安全です。

まとめ:羽アリを見かけたら

羽アリを見つけたら、まずは以下の流れで落ち着いて対応しましょう。

  1. 羽アリの特徴をチェックして種類を判別
  2. 掃除機で吸い取り、数匹だけ捕獲して保管
  3. 専門業者に調査を依頼する(賃貸は管理会社へ連絡)

羽アリの発生は不安になりますが、正しい知識と早めの行動で被害を最小限に抑えることができます。 「もしかしてシロアリかも」と感じたら、迷わず専門家に相談することが安心への近道です。

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