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【シロアリ駆除の方法】木部処理や土壌処理とは?専門業者の作業内容をわかりやすく解説
住宅の土台や柱などの構造部分の木材を食べて住宅の強度に影響を与える可能性があるシロアリ。このシロアリを駆除するための方法には、大きく分けて2つの工法があります。
本記事では、専門業者が実際に行う木部処理や土壌処理といった駆除方法の特徴やシロアリ駆除の基礎知識について解説します。
目次
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シロアリ駆除の基礎知識
シロアリ駆除を検討する前に、まずはシロアリ被害の実態や駆除の必要性について知っておきましょう。
シロアリ被害とは
シロアリ被害とは、シロアリが建物の木材を食べ、家の強度や安全性を低下させてしまう状態のことです。シロアリは光を嫌い、木材の内部や床下など見えない場所で活動するため、被害に気付きにくいのが特徴です。気付いたときには柱や土台の木材内部がスカスカになっていることも少なくありません。
シロアリ被害は、見付けにくいのに気付いたときには深刻という点が大きな特徴です。被害をできるだけ抑えるためにはシロアリの習性を理解し、定期的な点検や調査を受けて、適切に対処することが重要です。
シロアリ駆除は自分でできる?
市販の薬剤を使って「自分でシロアリを駆除できるのでは?」と考える方もいるでしょう。しかし、専門的な知識や薬剤、技術がない方が自力でシロアリ駆除を行うのは難しいです。シロアリは土の中や木材の内部に生息しているため、表面的な処理だけでは根本的な解決になりません。
それどころか、巣を刺激して別の場所へ移動させてしまい、被害が拡大する可能性もあります。
さらに、床下での作業には専門的な知識と適切な装備が必要で、狭く暗い空間では危険を伴います。
シロアリの種類によっても適切な駆除方法が異なるため、根本的な駆除と予防を実現するには、専門業者への依頼が適切な選択だといえます。
専門業者に調査を依頼すべきサイン
シロアリ被害は気付きにくいものですが、次のようなサインが見られる場合には要注意です。
- 床がふわふわする、沈む感覚がある
- 扉や窓が急に閉まりにくくなった
- 春から初夏にかけて羽アリが大量に飛び立った
- 家の周辺に羽が大量に落ちている
- 蟻道(シロアリの通り道となるトンネル状の土の塊)がある
こうした異変は、シロアリ被害の可能性があります。
また、前回のシロアリ予防処理から5年以上経過している場合も、薬剤の効果が薄れている可能性があるため点検が推奨されます。これらのサインを見逃さず、早期に専門家の診断を受けることが重要です。
シロアリ駆除の方法は大きく分けて2つ!
専門業者が実施するシロアリ駆除には、大きく分けてバリア工法とベイト工法という2つの方法があります。
バリア工法は、薬剤を木部や土壌に直接散布して防蟻層(バリア層)を形成する方法です。ベイト工法は、毒エサを巣に持ち帰らせ、コロニー全体を根絶する方法です。
【シロアリ駆除の方法①】バリア工法
まずはバリア工法について詳しく解説します。
バリア工法とは
バリア工法は床下の木材や土壌に液状の薬剤を塗布・散布・注入して、生息しているシロアリを駆除すると同時に、シロアリの侵入経路を遮断する工法です。
薬剤によって防蟻層を形成することで地中から侵入しようとするシロアリを効果的にブロックし、すでに建物内にいるシロアリの活動も抑えます。
バリア工法は即効性があり、施工後すぐに効果を実感しやすい点がメリットです。また、適切に施工することで、薬剤の効果がある期間は予防効果が期待できます。
バリア工法は、建物の状態に合わせて木部処理と土壌処理の2つを組み合わせて行うのが一般的です。ここからは、プロによるバリア工法について、木部処理と土壌処理に分けて解説します。
バリア工法の施工方法① 木部処理
シロアリは木材をエサとするため、木部への処理が効果的です。
木部処理は、内部に潜んでいるシロアリを駆除すると同時に、再侵入を防ぐための予防効果も期待できます。シロアリは木材の内側から食害する傾向があるため、木材内部まで薬剤を浸透させることが重要です。
木部処理の処理対象
木部処理の対象になるのは、主にシロアリに食害されやすい木材部分や侵入口になりやすい床下の構造材です。具体的には土台・大引き・束柱・根太といった床組材、湿気が高くシロアリ被害を受けやすい水回り(浴室・洗面所・台所など)や、シロアリが侵入しやすい木材の接合部分・切り欠き・ボルト穴・コンクリートと接触している木材部分は、重点的な処理が実施されます。
すでに被害が出ている木材だけでなく、被害が出やすい箇所やシロアリが通りやすい場所も合わせて処理することで、より効果を期待できます。
木部処理の目的
木部処理の目的は、木材内部に潜むシロアリを駆除することと新たなシロアリの侵入を防ぐことです。
薬剤を木材内部まで浸透させることで、すでに食害している個体を効果的に駆除できます。使用される薬剤には防腐成分も含まれているため、シロアリ被害だけでなく、腐朽菌による木材の劣化も同時に防ぐ効果があります。防腐と防蟻を一体的に処理することで、木材を長期的に保護することが可能です。
木部処理の方法
木部処理には吹き付け、塗布、穿孔注入という3つの処理方法があります。
吹き付け処理は、動力噴霧機やハンドスプレーを使用して木材表面に薬剤を均一に散布する方法で、広範囲の効率的な処理が可能です。
塗布処理は刷毛を用いて木材に薬剤を塗り込む方法で、薬剤の飛散が問題となる場所や文化財建築物で採用されます。
穿孔注入処理では最初に木材に小さな穴を開け、そこから薬剤を直接注入することで、木材内部までしっかりと駆除成分を行き渡らせます。この方法は表面処理だけでは届かないシロアリの除去と予防に効果的で、薬剤を注入した後は木栓を打ち込んで穴を塞ぎます。
①束柱や被害箇所にドリルで穴を開ける
②開けた穴にノズルを使用して木部処理剤を注入
③薬剤を注入した穴に木栓を打ち込む
④穿孔注入処理後、薬剤を木材の表面にも吹き付ける
木部表面を薬剤で覆うことで、シロアリの再侵入を防ぎます。
吹き付け処理は、シロアリが侵入しやすい箇所や重要な部材などに施します。ひび割れや木材のつなぎ目など、見落としやすい箇所にも薬剤が浸透するように丁寧に処理します。
木部処理のポイント
キャプション床下部材への吹き付け処理
木部処理では、薬剤をどこに、どれだけ、どの方法で浸透させるかが重要で、そのためには事前に家屋の構造を正確に調べることが効果を左右します。
どの木材や部位がシロアリの侵入口となっているかを把握し、適切な箇所に薬剤を注入します。被害部分だけでなく、周辺の木材にも薬剤を行き渡らせることで、より効果を期待できます。
バリア工法の施工方法② 土壌処理
土壌処理はシロアリの主要な侵入経路である床下の土壌に薬剤を散布し、防蟻層を形成する処理です。地中から建物に侵入しようとするシロアリをブロックする効果があります。
土壌処理の処理対象
土壌処理の対象は、建物の土台に囲まれた床下の土壌全体です。特に土台の立ち上がり部分や束石の周囲、配管の立ち上がり部分は重点的な処理が実施されます。
玄関ポーチや勝手口など建物外周部のコンクリート下も、シロアリの侵入リスクが高い重要な処理箇所です。
土壌処理の目的
土壌処理の主な目的は、地中からのシロアリ侵入を防止することです。ヤマトシロアリやイエシロアリは地面から蟻道を伸ばして木部にアプローチし、徐々に被害を拡げていきます。
土壌処理は、薬剤を散布することで床下にバリアを形成し、シロアリが家屋内部に侵入しにくい環境を作ります。
土壌処理の方法
土壌処理には帯状処理と全面処理という2つの方法があります。
帯状処理は土台の内側や束石の周囲、配管の立ち上がり部分の土壌に対して、側壁から約20cmの幅で薬剤を散布する方法です。シロアリが侵入してくる主要なポイントに集中的に処理を施すことで、効率的に防蟻層を形成できます。
全面処理は床下の土壌表面全体に薬剤を均一に散布する方法で、より広範囲にわたる予防効果が期待できます。
土壌処理のポイント
土壌処理のポイントは土台の立ち上がり部分や配管の根元、束柱の周辺といったシロアリが地中から登ってきやすい箇所に特に入念に処理を施すことです。
また、土壌処理では多量の薬剤を散布するため、専門業者は散布用の専用機器を使用し、状況に応じて散布する箇所や薬剤の種類を選択して土壌処理を行います。
周辺に池や井戸があるなど、地下水の汚染リスクがあり、液剤の使用が好ましくないケースもあります。その場合は粒剤やベイト工法が選択されることもあります。
【シロアリ駆除の方法②】ベイト工法
次は、薬剤を混入したエサを巣に持ち帰らせるベイト工法について解説します。
ベイト工法とは
ベイト工法は、シロアリが好むエサに薬剤を混ぜたベイト剤を用いて、コロニーごと駆除を狙う手法です。薬剤を木材や土壌に直接散布するバリア工法とは異なり、シロアリ自身に薬剤を巣へ運ばせるのが特徴です。
薬剤を直接散布しないため、建物に穴を開けたりせず臭いや刺激も少ないこと、床下への侵入が難しい構造の家でも実施できること、被害が軽度の段階でも効果が期待できることから、広く利用されています。
ベイト工法の目的
ベイト工法の目的は、シロアリのコロニー全体を根絶することです。バリア工法では建物への侵入を防ぐことが主眼ですが、ベイト工法では巣そのものを壊滅させることを目指します。
シロアリは食料を巣に持ち帰り仲間に分け与える習性があるため、この行動を利用してベイト剤をコロニー内部に広く行き渡らせます。女王アリを含む巣全体のシロアリに薬剤が作用することで、コロニーの繁殖能力を失わせ、徐々に個体数を減少させることが可能です。
ベイト工法の方法
ベイト工法は段階的なプロセスで実施されます。
建物の周りやシロアリの侵入経路になりそうな位置にステーション(容器)を一定間隔で埋設し、内部にモニタリング用のエサ木を設置します。
定期的な点検でエサの消費状況やシロアリの活動をチェックし、食べ進められていれば新しいベイト剤を補充します。活動が収まってきたら駆除効果が出ていると考えることができます。
巣の勢いが弱まり、最終的にシロアリの痕跡が消えるまで数ヶ月かけて見守ることが一般的です。
ベイト工法のポイント
ベイト工法でしっかり効果を出すためには、シロアリの習性に合わせて「設置場所」「タイミング」「定期チェック」の3つを適切に行うことが重要です。
まず、ステーション(容器)をシロアリが通りやすい場所に設置するためには、シロアリが活動しやすい環境を見極める専門的な判断が必要です。
また、冬季にはシロアリの活動が低下するため効果が出にくいなど、駆除を実施する適切なタイミングを判断できるかもポイントです。
さらに、効果が現れるまでに時間を要するケースもあるため、施工後は定期的な点検でベイト剤の減り具合やシロアリの動きを確認しながら、現場の状況や必要性に応じて適切に対処することが求められます。
駆除方法はどのように選ばれる?
シロアリ駆除の方法は、「被害が出ているのか」「予防が目的なのか」によって大きく変わります。
すでに被害がある場合、基本的には木部処理を中心に被害箇所の木材に薬剤を浸透させ、内部まで入り込んでいるシロアリを駆除します。
一方、予防を目的とする場合は土壌処理が効果的です。シロアリは地中から侵入することが多いため、床下の土壌に薬剤のバリアをつくることで侵入経路を先回りして断ち、長期的な予防につなげることができます。
被害状況や建物の構造によっては木部処理と土壌処理を併用するケースもあり、複数の方法を組み合わせることでより効果的な対策が可能となります。
建物の状況や環境によって適切な施工方法は異なるため、専門業者による調査で状態を正確に把握することが大切です。
シロアリ駆除は専門業者に依頼して適切な方法で対処しよう!
シロアリ駆除は専門的な知識と技術が求められる作業で、適切な方法で実施することが重要です。
シロアリ被害は日々の生活のなかでなかなか気付きにくいため、専門業者による定期的な点検や調査を受け、早めに適切な方法で対処しましょう。
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