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シロアリはどこから来る?
床下から侵入する理由と
侵入経路・見つけ方を解説
「シロアリはどこから来るの?」と疑問に思ったことはありませんか?
結論、シロアリは家の中でいきなり発生することはありません。多くの場合は床下から侵入して来るのです。
しかし、床下は普段目にする機会が少ないため、自分で侵入経路を特定することは簡単なことではありません。シロアリが侵入しやすい場所や被害のサインを知っておくことが、早期発見や被害の拡大防止につながります。
この記事では、シロアリの床下への侵入経路と、見つける方法について詳しく解説します。
目次
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更新日:2026年7月25日
そもそも、なぜシロアリは床下から来るのか?
シロアリが床下から侵入する主な理由は、湿気が多く、暗く、エサとなる木材が豊富にあるためです。
シロアリは乾燥や光を嫌うため、湿度が高く暗い環境を好みます。
一般的に床下は風の通りが悪く、湿気がこもりやすいうえ、土台や大引き、根太などの木材が使用されています。つまり、シロアリにとって非常に活動しやすい環境といえるでしょう。
日本で住宅に被害を与える代表的なシロアリには、「ヤマトシロアリ」「イエシロアリ」の種類があげられます。生態は多少異なりますが、どちらも最初の侵入経路は床下であることがほとんどです。
そのため、シロアリ対策では床下の状況を把握し、侵入経路を理解することがとても重要になります。
ヤマトシロアリとイエシロアリの特徴についてはこちら↓
代表的な5つの侵入経路
シロアリはわずかなすき間でも入り込むことができます。
そのため、建物の様々な場所に注意しなければいけません。
ここでは、代表的な5つの侵入経路についてご紹介します。
- 基礎のひび割れ
- 配管や配線のすき間
- 床下の残材
- ウッドデッキや庭木
- 羽アリが群飛して侵入
①基礎のひび割れ
基礎コンクリートは丈夫なイメージがありますが、地震や経年劣化などの影響で、ひび割れが生じることがあります。
シロアリは、ひびに沿って、地中から※蟻道(ぎどう)を伸ばし、建物内部へ侵入します。
特に、築年数が数十年経過した建物は、劣化によるひび割れが発生している可能性が高いため、注意が必要です。
※蟻道・・・土や木くず、シロアリの排泄物を混ぜて作られる移動するときに通るトンネル状のもの
②配管や配線のすき間
給排水管やガス管が建物内部へ貫通している部分や、配線を通すために作られたすき間も侵入しやすい場所の一つです。
特に、施工時にすき間がしっかりと埋められていないと、、地中から移動してきたシロアリが床下へ侵入しやすくなります。配管周辺は普段目にする機会が少ないため、侵入に気づきにくい点も注意が必要です。
また、配管からの水漏れや結露によって床下の湿度が高くなると、シロアリが好む環境ができてしまいます。そのため、配管周りのすき間だけでなく、水漏れや湿気の状態も合わせて確認するとよいでしょう。
③床下の残材
建築時に残った木材や、リフォーム時に不要になった木材が床下に放置されていると、シロアリを引き寄せる可能性があります。
木材に含まれるセルロースをエサとしているため、残材が残っていると、まずその木材に集まります。
そのまま放置すると、残材を食べつくしたシロアリが近くにある土台や大引き、束柱などの木材へ移動し、建物全体に被害が広がる恐れがあります。
点検を受ける際には、残材にも注目してみましょう。
④ウッドデッキや庭木
庭にあるウッドデッキや木製フェンス、切り株、枕木などはシロアリのエサになります。
木材が土に直接触れている状況は特に危険です。庭の木材を足掛かりにして、建物へ移動・侵入するケースが多くみられます。
建物周辺のメンテナンスも怠らないようにしましょう。
⑤羽アリが群飛して侵入
種類にもよりますが、春から初夏にかけて新しいコロニーを作るために羽アリになって群飛します。
羽アリが室内に入ったからといって、すぐに被害が発生するわけではありません。
しかし、つがいとなった羽アリが庭などに定着すると、新しいコロニーが形成され、将来的に建物へ侵入する可能性があります。
羽アリを大量に見かけた場合は、「どこから入ってきたのか」だけでなく、「近くにコロニーがある可能性」も考えましょう。
侵入経路を見つける方法3選
自分で侵入経路を特定することは困難ですが、被害の兆候を理解することで、おおよその侵入経路を推測できる場合があります。
ここでは、確認しておきたい3つのポイントを紹介します。
- 蟻道がないか確認する
- 羽アリが発生した場所を確認する
- 木材に異常がないか確認する
①蟻道がないか確認する
蟻道は、シロアリが乾燥や外敵から身を守りながら移動するための通路で、侵入経路を特定する重要な手がかりです。
床下や基礎周囲、庭木などに土色の筋のようなものがあれば、蟻道の可能性があります。蟻道がある場所は、すでに侵入している可能性が高いと考えられます。
これを聞くと、蟻道を見つけたら、壊したり殺虫剤をかけたくなるかもしれません。しかし、蟻道を壊すとシロアリが仲間に危険を知らせて移動する可能性があり、被害状況の把握が困難になってしまうことがあるので自分で壊したり取り除いたりしないようにしましょう。
写真を撮って状態を記録しておくとよいでしょう。
②羽アリが発生した場所を確認する
室内や庭で羽アリを見つけた場合は、どこで多く発生していたのかを確認しましょう。
窓際だけに集まっている場合は外から飛んできた可能性がありますが、床や壁のすき間、枠木などから大量に出てきている場合は、建物内部にシロアリがいる可能性があります。
③木材に異常がないか確認する
シロアリに食害された木材は、表面はきれいでも内部が空洞になっていることがあります。
- 床がふかふかしている
- 歩くときしきしと音が鳴る
- 木材を叩くと空洞音がする
- 木材を押すと柔らかくなっている
- ドアや窓の開閉がしにくくなった
このような症状がある場合は、すでに食害を受けている可能性があります。
一つでも当てはまる場合は、早めに床下の状態を確認したり、専門業者に点検を依頼したりすることをおすすめします。
シロアリは2階にも来る?
結論から言うと、シロアリは2階にも到達することがあります。
シロアリは一般的に地中から床下へ侵入し、土台や柱などの木材を食べながら建物内部を移動します。そのため、被害が進行すると1階だけでなく、2階の柱や窓枠、天井付近まで被害が広がることがあります。
特に、イエシロアリは活動範囲が広く、水を運ぶ能力があるため、2階や屋根裏まで被害が広がることも珍しくありません。
2階で見つけた場合は、すでに被害が広範囲に及んでいる可能性もあるため、早急に駆除を考える必要があります。
よくある質問 Q&A
Q1.どんな家がシロアリに侵入されやすいですか?
A1.
床下に湿気が多く、木材や段ボールなどのシロアリの好物が建物周辺に放置されている家です。
家の周りの環境を整えることで、入られにくくなります。
Q2.新築でもシロアリは侵入しますか?
A2.
はい。新築だからと言っても安心してはいけません。
シロアリは主に地中に生息しているため、築年数に関係なく建物に入り込む可能性があります。新築でも点検や予防対策が大切です。
Q3.床下がコンクリートなのですが、それでもシロアリは入ってきますか?
A3.
はい、※ベタ基礎の住宅でも侵入する可能性があります。コンクリートのつなぎ目や配管の貫通部などから侵入するケースがあります。
※ベタ基礎・・・建物の底面全体を鉄筋コンクリートで一体的に覆い、建物を面で支える基礎工法
Q4.近所でシロアリ被害が出たら、自分の家も危険ですか?
A4.
必ずしも被害を受けるとは限りませんが、注意が必要です。近くで被害が発生している場合は、周辺にもシロアリが生息している可能性があります。
不安な場合は専門業者による点検を受けてみましょう。
まとめ
シロアリは家の中で突然発生するのではなく、多くの場合は地中や建物周辺にあるコロニーから床下に侵入します。
特に、基礎のひび割れや配管・配線のすき間、床下の残材、ウッドデッキや庭木などは、代表的な侵入経路となるため注意が必要です。
また、羽アリを大量に見かけたり、蟻道や木材の異常を発見したりした場合は、すでにシロアリが活動している可能性があります。
被害は床下だけでなく、放置すると建物全体へ広がることもあるため、早めの確認と対策が重要です。
日頃から建物周辺を整理し、湿気対策や定期的な床下点検を行うことで、シロアリの侵入リスクを抑えられます。
不安な点や異常が見つかった場合は、被害が大きくなる前に専門業者へ相談し、適切な点検・対策を行いましょう。
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