ホームサービスシロアリ駆除プロに学ぶ!シロアリ対策床下浸水したらシロアリの薬剤効果はどうなる?

床下浸水したら
シロアリの薬剤効果は
どうなる?

床下浸水したらシロアリの薬剤効果はどうなる?

近年の大雨や台風の増加により、床下浸水の被害が各地で深刻化しています。床下に散布しているシロアリ薬剤への影響を心配する方もいるのではないでしょうか。

本記事では、床下浸水がシロアリ薬剤の効果にどのように影響するのか、それらを踏まえた専門業者の対応、さらに床下浸水後の対処法についても解説します。

近年の大雨や
台風の被害

記録的な大雨や台風被害が増え、床下浸水を経験する住宅も多くなっています。まずは自然災害の現状と影響を把握しましょう。

異常気象による豪雨被害の増加

近年は短時間集中豪雨や大型台風の発生数が増えており、局所的に排水能力を超える大雨が降ることで想定外の浸水被害に繋がっています。

国道交通省の公表資料によると令和5年の水害被害額は7,100億円、被害建物棟数は31,400棟と推計されています。梅雨前線や台風などが影響で、予想を上回る雨量を発生させてしまっているのです。

水害被害額の概要

(国道交通省:令和5年水害被害額の概要)

令和5年水害統計調査(政府統計の総合窓口)

こうした異常気象の傾向から、水害対策の重要性がより一層高まっているのが現状です。

床下浸水に伴う建物の劣化

床下に水や汚泥が入り込むと、木材をはじめとする建材が長期間湿った状態にさらされます。湿気は建材の腐朽やカビの増殖を促進し、建物全体の耐久性を低下させる原因にもなります。

さらに湿潤な環境はシロアリなどの虫や菌が好むため、それらが発生・侵入しやすくなるリスクが高まる点にも注意が必要です。

床下浸水したらシロアリの
薬剤効果はどうなる?

多くの家ではシロアリを防ぐための薬剤処理が施されており、床下にも薬剤が散布されているのが一般的です。その薬剤効果は床下浸水してしまうとどうなるのでしょうか?

床下に浸水が起こると、水の流入や滞留によって、シロアリ薬剤が物理的に洗い流されてしまう可能性があります。

また浸水後の清掃や消毒などの作業によっても、薬剤の成分が薄まったり分解されたりする可能性も否定できません。これにより、本来の効果が大幅に低下すると考えられるため、床下浸水後は薬剤の効果をしっかりと点検し、再施工の必要性や時期を判断しましょう。

床下浸水の
対処法

床下浸水は建物や生活環境に大きな影響をもたらします。適切な対策を講じることで劣化の進行を抑制して、お住まいの方々の健康被害を防ぎましょう。

まず最初に行うべきは、床下に溜まった水や汚泥を可能な限り速やかに除去し乾燥させることです。続いて生活空間の消毒やカビ対策も施すことが推奨されます。さらに必要に応じて専門家に相談し、床下の点検や薬剤の再散布なども検討することが肝要です。

早急な水抜きと乾燥

床下に溜まった水が長期間残ると、建材や断熱材に水が染み渡り、腐朽やカビ・菌の増殖リスクが大幅に高まります。バケツや排水ポンプを利用して速やかに水を排出し、乾燥機や送風機などを使って床下を乾かします。

この作業をきちんと行うことで、腐食を抑え、シロアリをはじめとする害虫が好む湿潤環境を改善することができます。

消毒とカビ対策

床下や庭などの屋外部分は消毒の必要はないとされています(厚生労働省HP)が、生活空間の消毒や清掃は感染症対策の面から重要です。

消毒剤を使用する場合は、保護具を装着して十分に注意して行いましょう。状況を見ながら定期的に薬剤を使用して、衛生環境を維持することが大切です。

被災した家屋での感染症対策(厚生労働省)

専門家による点検

床下浸水の程度や被害状況は、一般の方が目視で確認できる範囲だけでは判断が難しい場合があります。

専門家に依頼すると、木材や基礎部分の状態、シロアリの発生リスクや既存の防蟻剤の残存効果なども総合的にチェック可能です。

被害が軽微なうちに適切な処置を行うことで、後々の修繕コストや二次被害を抑えられるでしょう。

専門家による床下点検

専門家による床下点検

アサンテの
床下浸水対応

大手防蟻・防腐専門会社であるアサンテでは、床下浸水後のシロアリ対策をサポートしています。具体的な対応内容を見ていきましょう。

床下浸水は予測が難しく、被害が起こってからの初動が遅れると、建物内部のダメージが一気に拡大することがあります。

アサンテでは、被災宅への早期訪問や応急処置の提案など、状況に合わせた素早いサポートを心掛けています。専門的な教育を受けたスタッフが現地で建物の現状を把握し、効果的なシロアリ対策や今後のメンテナンスプランへつなげます。

・無料で床下の状態をチェック

・特別価格での薬剤散布

・保証期間中は無償で定期点検

床下の薬剤散布

床下の薬剤散布

シロアリ薬剤の再散布やその後のアフターサービスなど、トータルで安心できるサービスを提供している点が強みです。長期的に快適な住環境を保つサポートを期待できます。

まとめ

床下浸水は建物へのダメージだけでなく、シロアリ薬剤の効果にも大きな影響を及ぼします。早急な対処と専門家の点検を依頼し、効果的なシロアリ対策を実施しましょう。

浸水後はまず床下の水抜きと乾燥、そして消毒作業を優先的に行い、建材の劣化やカビの発生を防ぐことが大切です。これらの初動を早期に適切に行うだけでも、建物の基礎や木材を守り、雑菌や害虫の繁殖を抑制する効果が高まります。

また、シロアリ薬剤の流出や効果低下が疑われる場合は、早めに専門家の点検や再施工を検討することが重要です。

長く快適な住環境を確保するためにも、浸水被害が発生したら速やかに対処しましょう。

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