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シロアリ駆除は自分でできる?
駆除方法や注意点、
業者との違いを解説
家の中でシロアリを見つけて、「自分でも駆除できるのかな」と考えている方もいるのではないでしょうか。
シロアリ駆除には、市販の薬剤を使用して自分で対処する方法もあります。しかし、シロアリは床下や木材の内部など目に見えにくい場所で活動するため、被害状況や侵入経路を正しく把握できなければ、十分に駆除できない可能性があります。
本記事では、自分でシロアリ駆除をする方法や使用する薬剤の種類、作業時の注意点を解説します。専門業者に依頼する場合との違いや、シロアリ・羽アリを見つけた際の対処法も紹介するので、シロアリ駆除を検討している方は参考にしてください。
目次
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更新日:2026年10月30日
シロアリ駆除は自分でできる?
結論としては、シロアリ駆除は、市販の薬剤を使って自分で行う方法もあります。ただし、適切に処理するためにはさまざまな道具が必要となり、床下での作業には注意も必要です。被害の状況によっては自分での対処が難しいため、まずはどこまで対応できるのかを把握しておきましょう。
自分で駆除できるケース
市販のシロアリ用薬剤を使った応急処置や、製品の用途に沿った予防対策などは、自分で行う方法もあります。ただし、すでに建物内へ侵入しているシロアリを適切に駆除するのは簡単ではありません。
シロアリ駆除では、被害が発生しやすく侵入経路となりやすい床下に入って作業することも多く、使用する薬剤によっては散布や木材への注入に専用の道具が必要です。また、シロアリは木材の内部にも侵入するため、見えている範囲だけを処理しても十分な駆除につながらない可能性があります。そのため、自分で行う場合は、必要な道具を用意して適切な方法で作業できるかを確認することが大切です。
専門業者への依頼を検討したほうがよいケース
シロアリがすでに建物内へ侵入している場合や、被害がどこまで広がっているのか自分で判断できない場合は、専門業者への依頼を検討しましょう。
シロアリ防除では、建物を食害しているシロアリの駆除だけでなく、今後の被害を防ぐための処理も行います。既存建物に対する防除処理の方法としては土壌処理と木部処理があり、木部処理では表面への塗布または吹き付け処理のほか、被害状況などに応じて木材や壁体に穴を開け、内部に薬剤処理を施す方法もあります。建物の状態に応じた処理を判断することが大切です。
自分でシロアリ駆除をする方法
自分でシロアリ駆除を行う場合には、床下などに入って薬剤の注入や散布をする方法と、シロアリにベイト剤を摂食させて駆除する方法があります。ここでは、それぞれの駆除方法や特徴について確認しましょう。
床下に入れる場合|薬剤を散布して駆除する
床下に入って作業できる場合は、液剤・乳剤などのシロアリ駆除剤を使い、木材に対して薬剤処理をするほか、床下の地面に薬剤を散布して処理する方法があります。
木材内部への注入や薬剤の散布には、木工用ドリルや噴霧器、ノズルなどの道具が必要です。また、床下には水道管やガス管、配線などが通っているため、作業中に傷つけないよう注意しましょう。
薬剤を使用するときは、製品に記載された使用方法や使用量を確認し、説明にしたがって作業してください。床下は狭く移動しにくいため、無理に入れない場所まで自分で作業しようとしないことも大切です。
床下に入れない場合|ベイト剤を設置して駆除する
床下に入るのが難しい場合に、自分で行える方法の一つがベイト剤を使った駆除です。ベイト剤は殺虫成分を含んだ餌を専用のケースに入れ、シロアリが生息していると考えられる場所に設置します。シロアリにベイト剤を摂食させ、巣へ持ち帰らせることで駆除する方法です。
床下に入って薬剤を散布する必要がなく、設置作業自体は難しくありません。一方で、シロアリがベイト剤を摂食する場所を見極める必要があり、適切な設置場所を判断するのは簡単ではありません。また、設置して終わりではなく、シロアリがベイト剤を摂食しているか定期的に確認することも必要です。使用する際は製品の説明を確認し、指定された設置方法や点検方法にしたがって行いましょう。
使用する薬剤の種類と特徴
自分でシロアリ駆除を行う際に使用する薬剤には、エアゾールや粒剤、液剤・乳剤、ベイト剤などがあります。それぞれ使用方法や特徴が異なるため、用途に合ったものを選ぶことが大切です。ここでは、それぞれの特徴について説明します。
| 駆除 | 予防 | 即効性 | DIY | おすすめの用途 | |
|---|---|---|---|---|---|
| スプレー | ○ | △ | ○ | ◎ | 目の前の応急処置 |
| 粒剤 | △ | ○ | △ | ○ | 井戸や池が近くにある建物 |
| 液剤 | ◎ | ◎ | ○ | △ | 床下全体の駆除と予防 |
| ベイト剤 | ◎ | △ | △ | △ | イエシロアリなど巣全体の駆除 |
エアゾール
エアゾールは、スプレー缶に入った薬剤を噴射して使用するタイプです。シロアリや木材に直接吹きかけるものや、ノズルを使って木材の穴やすき間に吹き込むものなどがあり、製品によって使用方法や用途が異なります。
手軽に使用でき、目の前にいるシロアリへの応急処置に使いやすいのが特徴です。ただし、製品によっては地中や木材内部にいるシロアリまで十分に駆除できない場合があります。予防を目的とした製品もあるため、購入する際は用途や使用できる場所を確認しましょう。
粒剤
粒剤は、粒状の薬剤を床下や建物の周囲などに散布して使用するタイプです。希釈せずにそのまま散布できる製品もあり、液剤と比べて準備しやすいのが特徴です。
床下の土台や束石、配管の立ち上がり部分の周囲などに散布し、地中から侵入するシロアリを予防します。一方、木材内部に侵入したシロアリへ直接薬剤を効かせるものではないため、木材被害に対しては別途対策が必要です。
液剤・乳剤
液剤・乳剤は、液状の薬剤をそのまま、または水で希釈して使用するタイプです。木材の表面に吹き付けたり、穴を開けて内部へ注入したりする木材用のほか、床下地面の土壌などに散布する土壌用の製品もあります。
製品によって希釈の有無や倍率、使用できる場所などが異なり、散布や注入には噴霧器やノズルなどの道具が必要になる場合があります。使用する際は、木材用・土壌用などの用途を確認し、製品に記載された方法にしたがって使用しましょう。
ベイト剤
ベイト剤は、殺虫成分を含んだ餌をシロアリに摂食させるタイプの薬剤です。働きアリがベイト剤を巣へ持ち帰り、ほかのシロアリにも広げることで、巣全体の駆除を目指します。
薬剤を床下全体に散布する必要がない一方で、効果が現れるまでには時間がかかります。また、シロアリがベイト剤を摂食しなければ十分な効果が期待できないため、設置後の確認や定期的な点検が必要です。使用する際は、製品に記載された設置方法や点検方法を確認しましょう。
自分で作業するときの注意点
自分でシロアリ駆除を行う場合は、薬剤の選び方や使い方だけでなく、作業する場所や装備にも注意が必要です。誤った方法で作業すると十分に駆除できない可能性もあるため、事前に注意点を確認しておきましょう。
市販の一般的な殺虫スプレーをむやみに使用しない
シロアリを見つけても、ハエや蚊などの駆除に使用する一般的な殺虫スプレーをむやみに吹きかけるのは避けましょう。目の前にいるシロアリを駆除できたとしても一時的な対処にとどまり、薬剤を避けたシロアリが別の場所へ移動して被害が広がるおそれがあります。
自分で対処する場合は一般的な殺虫スプレーではなく、シロアリへの使用が明記された製品を選び、用途や使用方法を確認して使用しましょう。
薬剤の使用方法・使用量を守る
シロアリ駆除剤を使用する際は、製品に記載された使用方法や使用量を守りましょう。薬剤によって、希釈の有無や使用できる場所、散布方法などが異なるため、自己判断で使用方法を変更しないことが大切です。
特に水で希釈する薬剤は、製品ごとに定められた希釈倍率を確認する必要があります。使用前に製品の説明をよく確認し、指定された方法にしたがって作業しましょう。
床下の配管や配線を傷つけないようにする
床下には給排水管やガス管、電気配線などが通っていることがあります。作業中にこれらを傷つけてしまうと、漏水や設備の不具合などにつながるおそれがあるため、あらかじめ位置を確認してから作業しましょう。特に木材へ薬剤を注入するために穴を開ける場合は、周囲の配管や配線だけでなく、木材自体を傷めないようにも注意が必要です。床下は狭く、設備の位置を確認しながら作業するのが難しい場合もあるため、作業が難しいと判断した場合はシロアリ駆除業者への依頼を検討しましょう。
作業用の装備
作業を行なう床下空間は想像以上に狭くて過酷な空間で、しっかりとした装備が必要です。
まず、埃やカビが舞っている中で呼吸をするため、防塵・防毒機能があるマスクを装着しましょう。また、使用する薬剤は処理中に飛散するため、目をゴーグル等で保護、全身を覆う厚手の作業着で皮膚を守りましょう。頭部をヘルメットや帽子で守るのもよいでしょう。
さらに気温が高い夏場は特に高温多湿で、熱中症のリスクもありますので、その点も注意して作業を行ないましょう。
自分で行う場合とシロアリ駆除業者に依頼する場合の違い
シロアリ駆除を自分で行う場合と専門業者に依頼する場合とでは、対応できる範囲や費用、施工後の保証などに違いがあります。それぞれの違いを把握したうえで、自宅の被害状況に合った方法を検討することが大切です。
対応できる範囲や方法の違い
自分でシロアリ駆除を行う場合は、市販の薬剤を使用し、自分で確認・作業できる範囲で対処します。一方で、専門業者に依頼した場合は、事前に床下や土台、建物の周囲などを調査し、シロアリの有無や被害範囲、建物の構造などを確認したうえで施工方法を検討できます。シロアリの被害状況は住宅によって異なるため、薬剤を散布するバリア工法やベイト工法などから、建物の状態に応じた方法を選択できる点も違いの一つです。
かかる費用の違い
自分でシロアリ駆除を行う場合は、主に薬剤や噴霧器、ノズルなどの道具を購入する費用がかかります。専門業者へ依頼する場合は、調査や施工にかかる費用が発生するため、自分で行う場合より費用が高くなる傾向があります。
ただし、専門業者の料金は建物の広さや構造、被害状況、施工方法などによって異なります。また、見積もりに含まれる施工範囲や追加料金の有無も業者によって異なるため、金額だけで判断せず、施工内容とあわせて確認することが大切です。
保証やアフターフォローの違い
自分でシロアリ駆除を行った場合は、施工後の状態も自分で確認する必要があり、専門業者による施工保証や定期点検は受けられません。しかし、専門業者に頼んだ場合は、施工後に一定期間の保証や定期点検などのアフターフォローを設けている場合があります。
保証期間中にシロアリが再発生した場合に再施工を受けられることもありますが、保証期間や対象範囲、適用条件、定期点検の有無などは業者によって異なります。依頼する際は、施工内容だけでなく、施工後にどのような対応を受けられるのかも確認しましょう。
シロアリ駆除業者の保証内容はこちらの記事からご確認ください。
よくある質問Q&A
シロアリを見つけたときは、駆除するタイミングや目の前にいるシロアリへの対処法など、さまざまな疑問が生じることもあるでしょう。ここでは、シロアリ駆除を検討する際によくある疑問についてQ&A形式で紹介します。
シロアリ駆除をする時期・タイミングはいつ?
シロアリの活動や被害が確認された場合は、季節に関わらず早めに駆除を検討しましょう。シロアリは気温の影響を受けるものの、休眠することなく一年を通して活動するため、駆除する時期を特定の季節に限定する必要はありません。
また、羽アリの発生はシロアリ被害に気付くきっかけの一つです。家の中や建物の周囲で羽アリを見つけた場合は、被害の有無を確認することが大切です。
目の前にいるシロアリ・羽アリはどう対処すればいい?
室内にシロアリや羽アリが出てきた場合は、掃除機で吸い取って対処しましょう。また、専門業者へ調査を依頼する場合は、数匹を粘着テープなどで捕獲して保管しておくと、シロアリの種類を特定する際の判断材料になります。
シロアリを駆除した後も予防は必要?
シロアリを駆除した後も、再び侵入する可能性があるため、予防を続けることは大切です。薬剤による予防効果は永久に続くものではなく、防除処理の再処理時期の目安はおよそ5年とされています。定期的に床下などを点検し、必要に応じて予防処理を検討しましょう。
自分で駆除してもシロアリがいなくならない場合はどうする?
自分で駆除してもシロアリがいなくならない場合は、専門業者への依頼を検討しましょう。シロアリは木材の内部など見えにくい場所にも侵入するため、自分で被害範囲を把握し、必要な場所に適切な処理を行うのは簡単ではありません。
駆除後もシロアリが確認される場合は、被害を広げないためにも専門業者に調査してもらい、状況に応じた処理を依頼することが大切です。
シロアリ被害を広げないためには早めの駆除を!
シロアリ駆除は、市販の薬剤を使って自分で行う方法もあります。ただし、シロアリは床下や木材の内部など目につきにくい場所で活動するため、被害範囲を把握し、適切な方法で駆除するのは簡単ではありません。シロアリや被害の兆候を見つけた場合や、自分で駆除してもシロアリがいなくならない場合は、被害を広げないためにも早めに専門業者へ相談しましょう。
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自分でのシロアリ駆除が難しい場合や、住宅への被害が気になる場合は、アサンテへお気軽にご相談ください。
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