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床下断熱リフォーム工事の流れ|事前準備から施工後まで写真つきでご紹介
2025/12/11
床下断熱リフォームは、断熱リフォーム工事のなかでも比較的工期が短い工事です。
しかし実際にどのような流れで工事が進むのか、イメージしにくい方も多いでしょう。
この記事では、床下断熱リフォーム工事の流れを、事前準備から施工後まで写真つきで紹介します。
工事をスムーズに進めるために、床下断熱リフォームを検討されている方はぜひ参考にしてください。
目次
- 1 床下断熱リフォーム工事の流れ【工事前編】
- 1.1 床下の調査依頼・見積もり
- 1.2 契約内容の確認とスケジュール調整
- 1.3 必要なエリアの片付け・導線を確保しておく
- 1.4 リフォーム業者が断熱材の準備をする
- 2 床下断熱リフォーム工事の流れ【当日編】
- 2.1 施工のために養生をする
- 2.2 気流止めをする
- 2.3 断熱材(グラスウールなど)を搬入する
- 2.4 床下へ断熱材を設置・固定する
- 2.5 施工後の養生撤去・仕上がりを確認する
- 3 床下断熱リフォーム工事【後日編】
- 3.1 アフターサービスや保証があれば有効に活用する
- 3.2 定期点検・再施工の目安
- 4 床下断熱リフォームを成功させるためのポイント
- 4.1 信頼できる業者を選ぶ|チェック項目
- 4.2 費用を抑えるコツ|床下断熱リフォームに使える補助金を確認する
- 5 スムーズな床下断熱リフォーム工事ならアサンテにおまかせください
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お問い合わせする床下断熱リフォーム工事の流れ【工事前編】
床下断熱リフォームを成功させるには、工事前の準備が重要です。
ここでは、工事までに行う4つのステップを紹介します。
床下の調査依頼・見積もり
最初のステップとして、まずは専門業者に床下の調査を依頼しましょう。
この段階では、床下の状態を確認したうえで、断熱材を設置する箇所の計測が行われます。
床下に既存の断熱材が設置されているか、設置されているとしたらその状態、シロアリ被害がないか、湿気の有無などを、細かくチェックします。
調査結果をもとに、必要な断熱材の種類や量、施工方法が決まり、見積もりが提示されます。
この際、床下がどのような状態だったか、説明を受けると安心できるでしょう。
契約内容の確認とスケジュール調整
見積もり金額や説明内容に納得することができたら、契約を結びます。
契約の際には、以下の点を確認することが大切です。
- 工事の内容
- 使用する断熱材の種類
- 工事の期間
- 費用の支払い条件
- 保証期間やアフターサービスの内容
工事のスケジュールは、一般的に床下断熱工事は1〜3日程度で完了しますが、季節や業者の繁忙期、住宅の広さや床下の状況によって変動します。
基本的には家の中にある点検口から作業員が床下へ入るため、在宅できる日を選びましょう。
また、断熱材の種類によってはサイズを調べるために事前に採寸をしますが、調査時に確認できていない場合は工事前に別途採寸日を設定する必要があります。ここで測ったサイズに断熱材をカットしておき、工事当日に臨みます。
必要なエリアの片付け・導線を確保しておく
工事当日に作業をスムーズに進めるため、工事日までに床下点検口の周辺や作業員の動線となる場所を片付けておくとよいでしょう。
また、断熱材の搬入経路も確保しておきましょう。
玄関から作業場所までの通路に家具や物が置いてあると、余計な作業時間がかかってしまいます。
事前に業者と打ち合わせる際に、どこを片付けておくべきかを確認しておくと当日慌てることがなく安心です。
リフォーム業者が断熱材の準備をする
業者側は、工事に必要な断熱材や固定材、工具などを準備します。
床下断熱に使われるおもな断熱材は、グラスウール、ロックウール、発泡ウレタンなどです。それぞれ特性や価格が異なります。
ボードタイプのグラスウールであれば、事前に床下の形状に合わせて断熱材をカットしておきます。
床下断熱リフォーム工事の流れ【当日編】
いよいよ工事当日です。実際の施工は以下の流れで進みます。
施工のために養生をする
まず、作業エリアの養生から始まります。
養生とは、床や壁、家具などが汚れたり傷ついたりしないよう、シートやマスカーで保護する作業です。
工事中に、床下からのホコリなどが室内に付着してしまうのを防ぐ役割もあります。
点検口周辺はもちろん、断熱材の搬入経路となる廊下や玄関なども養生されます。この作業をしっかり行うことで、屋内を必要以上に汚さず工事後の清掃も楽になります。
気流止めをする
床下断熱の効果を最大限に発揮させるには、気流止めが重要になります。
気流止めとは、床下と壁のすき間などから冷気や暖気が壁内に流れ込むのを防ぐ処理のことです。
具体的には、床下と壁の取り合い部分を専用の材料でふさぎます。
この作業を怠ると、せっかく断熱材を入れても効果が半減してしまうため、とても大切な工程です。
断熱材(グラスウールなど)を搬入する
養生と気流止めが完了したら、断熱材を床下へ運び入れる作業です。
発泡ウレタンの場合は、現場で吹き付け施工を行うため、専用の機材が搬入されます。
床下は狭く作業しにくい環境のため、断熱材の搬入だけでもかなりの労力が必要です。プロの技術者が慎重に作業を進めます。
床下へ断熱材を設置・固定する
いよいよ断熱材の設置作業です。
グラスウールなどのマット状断熱材の場合は、床下の根太間や大引き間にぴったりと設置していきます。すき間ができないよう、丁寧な施工が必要です。
固定には専用のピンや金具、ステープルなどが使われます。断熱材がずれたり落下したりしないよう、しっかりと固定することが重要です。
発泡ウレタンの場合は、床下から直接吹き付けることで、すき間なく断熱層を形成します。
施工後の養生撤去・仕上がりを確認する
断熱材の設置が完了したら、養生を撤去して清掃を行います。
最後に、施工した箇所の仕上がりを確認します。可能であれば、依頼者も一緒に床下を確認させてもらうとよいでしょう。
断熱材がきちんと固定されているか、すき間はないか、気流止めは適切に施工されているかなどをチェックします。
床下断熱リフォーム工事【後日編】
ここからは、工事が終わってからやることを紹介します。
アフターサービスがあれば有効に活用する
多くのリフォーム業者では、工事後の対応などアフターサービスを提供しています。
施工後しばらく経ってから不具合が見つかった場合や、断熱効果に疑問を感じた場合は、遠慮なく業者に相談してみましょう。
保証期間が設けられている場合は契約時に内容をよく確認しましょう。業者によって内容は異なりますが、保証する範囲や期間が定められています。保証書は大切に保管しておきましょう。
定期点検・再施工の目安
床下断熱材の寿命は、使用する材料によって異なります。
グラスウールなどの無機質繊維系断熱材は、長期間性能は保てますが、経年で落下や剥離してしまうことがあるため、一般的には10〜15年程度で点検を行い、必要に応じて交換や再施工を検討しましょう。
発泡ウレタンは比較的耐久性が高めですが、やはり定期的な点検は必要です。
床下断熱リフォームを成功させるためのポイント
ここからは、床下断熱リフォームを成功させるためのポイントを2つご紹介します。
信頼できる業者を選ぶ|チェック項目
床下断熱リフォームを依頼するにあたっては、業者選びも重要な要素です。
つぎのポイントをチェックして、信頼できる業者を選び依頼しましょう。
まず、床下断熱の施工実績が豊富にあるか確認します。ホームページや口コミサイトで、過去の施工事例や顧客の評価を調べてみましょう。
また現地調査を丁寧に行い、的確なアドバイスをしてくれる業者は信頼性が高いといえます。
見積もり内容が明確で、使用する断熱材の種類や施工方法が具体的に説明してくれているかも重要なポイントです。
不明点があれば遠慮なく質問し、納得できる説明が得られるかどうかも判断材料になります。
さらに、アフターサービス対応の充実度も確認しておくと安心です。
費用を抑えるコツ|床下断熱リフォームに使える補助金を確認する
床下断熱リフォームの費用は、住宅の広さや施工する範囲、使用する断熱材によって大きく変わりますが、一般的には30〜100万円程度が目安です。
この費用負担を軽減する方法として、補助金制度の活用があります。
国や一部の自治体では、省エネリフォームを推進するためのさまざまな補助金制度を用意しています。
お住まいの地域で利用できる補助金がないか確認してみましょう。
補助金の申請には、事前申請が必要な場合や、指定された業者での施工が条件となる場合があります。
スムーズな床下断熱リフォーム工事ならアサンテにおまかせください
床下断熱リフォーム工事は、事前の調査から施工、アフターケアまで、いくつかのステップで進められます。
各段階でのポイントを押さえ、信頼できる業者と綿密に打ち合わせを行いまかせることで、満足度の高い断熱リフォームが実現できるはずです。
アサンテでは、無料で調査を行い、お見積もりをご提示させていただきます。
工事当日も、床下のプロがスムーズな作業を行い、お客様に余計なご負担をおかけしません。
まずはお気軽なご相談をお待ちしています。
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