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関東地方の床下断熱リフォーム人気素材4選|地域に合わせた選び方ご紹介
2025/12/11
関東地方は日本の中でも温暖で過ごしやすい地域とされていますが、それでも冬場の底冷えに悩まされているかたも多いのではないでしょうか。
とくに築年数が経過した住宅では、冬場に床下からの冷気が寒さを助長させる原因となっています。
床下断熱リフォームは、こうした問題を解決し、快適な住環境を実現する効果的な方法のひとつです。
この記事では、関東地方で人気の床下断熱材4種類の特徴や選び方を紹介します。
目次
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お問い合わせする床下断熱リフォームとは?関東地方の住宅で注目される理由
床下断熱リフォームとは、既存住宅の床下に断熱材を施工することで、外気の影響を受けにくくし、室内の温度環境を改善するリフォームです。
具体的には、床下の根太や大引きの間に断熱ボードを設置したり、発泡断熱材を吹き付けたりする方法があります。
断熱リフォームで得られる効果
ここでは、床下断熱リフォームを行うことで得られる効果を紹介しましょう。
まずは、室内の快適性が上がることです。とくに冬場は床下からの冷気を抑制し、足元からの冷えが軽減されます。
また断熱性能が向上することで、暖房の効率が上がり、エネルギー消費量が減少するため、光熱費の削減も期待できるでしょう。
さらに床の温度が安定することで、結露が発生しにくくなり、カビやダニの繁殖を抑えられます。
関東地方の住宅に断熱リフォームは必要なの?
関東地方の住宅でも、床下断熱リフォームは効果があります。
関東地方は比較的温暖なイメージがありますが、実際には冬は乾燥した晴天が続く一方で、朝晩は冷え込みます。
この大きな寒暖差が、住宅の快適性に影響を与えています。
とくに冬場は床下からの冷気によって1階の室温が下がりやすく、暖房をつけても足元が寒くなりがちです。
快適な室内環境を保ちながら光熱費を抑えるためにも、床下断熱リフォームの重要性を感じる方は多いのではないでしょうか。
関東地方の気候においても床下断熱リフォームは、快適性と経済性の両面から効果的な方法です。
関東地方で人気の床下断熱素材の種類
関東地方の気候を踏まえた上で、ここからは人気の床下断熱素材を4つご紹介します。
それぞれの特徴やメリット・デメリット、費用相場を見ていきましょう。
※費用相場は標準的な厚みの場合であり、厚みや密度、ランクによって変動します
※2025年10月時点のインターネット等の公開情報をもとにしています
グラスウール(無機質繊維系)
グラスウールは、ガラス繊維を綿状に加工した断熱材で、もっともポピュラーな素材です。特徴としては軽量で施工しやすく、コストパフォーマンスにすぐれています。
密度や厚みによって断熱性能を調整できるため、幅広い用途に対応可能です。
| ・断熱性能と防音性能にすぐれる ・価格が安く、コストパフォーマンスがよい ・不燃材料で火災時の安全性が高い ・施工実績が豊富 |
・湿気を吸収すると断熱性能が低下する ・防湿対策が必須 ・施工が不十分だとすき間ができやすい ・結露が発生するとカビのリスクがある ・高い断熱性能を求める場合は厚みが必要 |
3,000〜5,000円/㎡ |
ポリスチレンフォーム(発泡プラスチック系)
ポリスチレンフォームは、ポリスチレン樹脂を発泡させたボード状の断熱材です。
EPS(ビーズ法)とXPS(押出法)の2種類があり、XPSのほうが密度が高く断熱性能にすぐれています。
| ・耐水性・耐久性が高く、床下環境に強い ・軽量で施工しやすい ・長期的な断熱性能の劣化が少ない ・適度な硬度があり、荷重に強い |
・グラスウールに比べてコストがやや高い ・防蟻処理が施されていない製品はシロアリ対策が必要 ・高温に弱く、火災時に有害ガスが発生する可能性がある ・高い施工精度が求められる |
EPS 4,000〜6,000円/㎡ XPS 5,000〜7,000円/㎡ |
硬質ウレタンフォーム(発泡プラスチック系)
硬質ウレタンフォームは、現場で液状の原料を吹き付けて発泡させる断熱材です。
複雑な形状の床下でもすき間なく施工でき、高い気密性と断熱性を実現できます。
また、ボード状の硬質ウレタンフォームもあります。
| ・気密性が非常に高く、すき間ができにくい ・断熱性能がすぐれている ・複雑な形状にも対応可能 ・軽量で構造体への負担が少ない |
・施工費用が高い ・専門業者による施工が必須で、DIYには不向き ・経年劣化により硬化・収縮する可能性がある ・紫外線に弱く、露出部分は保護が必要 ・施工時の臭いが気になる場合がある ・施工後に木部が隠れてしまうため、事前の防蟻・防腐処理が重要 |
吹付 7,000〜10,000円/㎡ ボード状 6,000〜9,000円/㎡ |
セルロースファイバー(木質繊維系)
セルロースファイバーは、新聞古紙などを原料とした自然素材の断熱材です。
繊維状の素材を吹き込んで施工するため、すき間なく充填できます。
調湿機能があり、環境に配慮したい方に人気の素材です。
| ・調湿効果があり、湿度を適度に保つ ・環境に優しいリサイクル素材 ・防音性能が高い ・ホウ酸処理により防虫・防カビ・難燃効果がある ・自然素材で人体への影響が少ない |
・専門業者による施工が必要 ・費用がやや高い ・経年により沈下する可能性がある ・施工できる業者が限られる ・施工後の追加工事が難しい |
吹込み 6,000〜9,000円/㎡ |
断熱材の素材選びのポイント
床下断熱材を選ぶ際は、予算、断熱性能、施工方法の3つが重要になります。
コストパフォーマンスと実績を重視するなら、グラスウールが最適です。
施工実績が豊富で信頼性が高く、多くの住宅で採用されている定番素材になります。関東地方の気候にもじゅうぶんな性能をもっています。
断熱性能を最優先するなら、硬質ウレタンフォームがいいでしょう。気密性が高く、暖房効率をより高められます。
環境への配慮を重視する方には、リサイクル素材のセルロースファイバーがおすすめです。調湿効果もあり、快適な室内環境を保てます。
住宅の状況(築年数、予算、床下の状態)と優先する条件に合わせて、専門業者と相談しながら最適な素材を選びましょう。
関東地方で床下断熱リフォームを依頼する際の注意点
関東地方の住宅で、床下断熱リフォームを成功させるには、信頼できる業者選びが重要です。
床下の施工実績が豊富で、関東地方の気候を理解している業者を選びましょう。
相見積もりをとり、施工方法や使用する素材について説明を受けることが大切です。
口コミや施工事例を確認し、アフターサービスや保証内容もチェックしましょう。
関東地方の床下断熱リフォームならアサンテにおまかせください
比較的温暖といわれる関東地方でも、冬の寒さに床下断熱リフォームは効果が期待できます。
これまでに、アサンテでは関東地方の床下断熱リフォームを多数承ってきました。
関東地方の各所に拠点があるアサンテでは、お客様の住宅に最適な床下断熱リフォームをご提案いたします。
経験豊富な専門スタッフが、無料で床下診断を行ったうえ、お見積もりをご提示いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
快適な住まいを実現するため、アサンテが全力でサポートいたします。
参考:国土交通省「【参考】住宅における外皮性能」
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