ホーム戸建て住宅の断熱リフォーム暖房費を節約する方法7選|冬の光熱費がかさむ理由と対策を徹底解説

暖房費を節約する方法7選|冬の光熱費がかさむ理由と対策を徹底解説

2025/9/22

暖房費を節約する方法7選|冬の光熱費がかさむ理由と対策を徹底解説

寒さが厳しくなる冬場は、暖房費が気になる方も多いのではないでしょうか。
エアコンやストーブの使用頻度が増えるため、光熱費も高くなりがちですよね。
この記事では、暖房費の節約に役立つ方法を紹介します。
冬の光熱費がかさむ理由も解説していますので、原因を知ったうえで、ご自身の環境に合った最適な暖房費の節約方法を見つけてください

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暖房費を節約する方法7選

暖房費を節約する方法7選

ここからは、暖房費を節約するために、すぐにでも取り入れられる方法を7つご紹介します。

  • エアコンの使用方法を見直す
  • 暖房の温度設定を変える
  • 省エネエアコンなど電気代の安い暖房器具を選ぶ
  • 部屋の暖房効率を高める工夫をする
  • あったかグッズや節約グッズを使用する
  • 電力会社を変更する
  • 冬でも暖かい住まいづくりをする

それぞれくわしく解説しましょう。

エアコンの使用方法を見直す

多くの家庭で主力の暖房器具となっているエアコンは、使い方次第で電気代が大きく変わります。
以下のポイントをおさえて、効率的に暖房費を節約しましょう。

  • 短時間の外出ならつけっぱなしにする
  • フィルターをこまめに掃除する
  • 風を下に向けて暖かい空気を循環させる

エアコンは立ち上げ時にもっとも電力を消費します。外気温との差が大きい冬場は、起動時の電力も多く消費されがちです。
そのため、オンオフを頻繁に繰り返すよりも、つけっぱなしにした方が節約になる場合があります。
30分程度の外出時間であれば、エアコンの連続使用がおすすめです。

またエアコンのフィルターにホコリが溜まると、空気の吸い込みが悪くなり暖房効率も低下します。
フィルターを掃除するだけで電気代が半分になったという実験結果もあるほどです。
2週間に1回程度を目安に掃除をして、余計な暖房費がかからないようにしましょう。

そして、エアコンを使用する際の風向きも重要です。
暖かい空気は上に、冷たい空気は下にたまる性質があります。
風向きを真下や斜め下向きに設定すれば、暖かい空気が室内を循環し、効率的に暖房を使えるため暖房費の節約にもつながるでしょう。

暖房の温度設定を変える

エアコンの設定温度を1℃変えるだけで、電気代が約10%変わるといわれています。
以下に、設定温度ごとの電気代を試算しましたので、参考にしてください。

設定温度
1時間の電気代
1日の電気代
1か月の電気代
20℃ 20.46円 163.68円 4,910.4円
22℃ 24.55円 196.42円 5,892.48円
24℃ 28.64円 229.15円 6,874.56円

(※電気料金単価は31円/kWh(税込み)、1日あたり8時間使用にて計算)

またストーブも室温20℃を目安に使うことで、年間約200リットルの灯油を節約できるといった試算もあります。
20℃は環境省が省エネ対策として推奨している室温のため、ぜひ意識してみてください。
ただし、無理に設定温度を下げすぎて体調を崩さないよう、ご自身の体調や活動量に合わせて調整することも大切です。
他の方法と組み合わせて、無理のない暖房費の節約を心がけましょう

参考:環境省「家庭のエネルギー事情を知る」

省エネエアコンなど電気代の安い暖房器具を選ぶ

暖房器具にはたくさんの種類があり、それぞれ消費電力や暖房効率が異なります。
以下の表で、おもな暖房器具の電気代や特徴を比較しましたので、購入の際には参考にしてください。

暖房器具
(消費電力の目安)
1時間の電気代
1日の電気代
1か月の電気代
特徴
エアコン
(660W)
20.46円 163.68円 4,910.4円 ・温風の循環により部屋全体を温める
・温まるまで時間がかかる傾向がある
電気ストーブ
(500~1000W)
15.5~31円 124~248円 3,720~7,440円 ・狭い範囲をすぐに温める
・部屋全体を温める力は弱め
オイルヒーター
(300~1500W)
9.3~46.5円 74.4~372円 2,232~11,160円 ・オイルの放熱により空気が温まる
・時間をかけて部屋全体を温める
ファンヒーター
(200~1300W)
6.2~40.3円 49.6~322.4円 1,488~9,672円 ・部屋全体を温めるが、広い部屋ではパワーのある機種が必要
こたつ
(100~500W)
3.1~15.5円 24.8~124円 744~3,720円 ・こたつ内の空間のみ温まる

(※電気料金単価は31円/kWh(税込み)、1日あたり8時間使用にて計算)

新しい暖房器具ほど暖房効率の高いものが多いため、手持ちの機種が古い場合は買い替えも検討してみましょう。
とくに最新のエアコンは省エネ性が向上しています。初期費用はかかりますが、長期的に見れば電気代の節約効果が大きくなるでしょう。

参考:TEPCO「家電製品の消費電力について知りたい」

部屋の暖房効率を高める工夫をする

どれだけ暖房を使用しても、暖かい空気が外に逃げてしまっては意味がありません。
窓やドア、壁からの熱損失を防いで暖房効率を高めましょう。
経済産業省 資源エネルギー庁の「住宅の省エネルギー基準と関連情報」によると、熱は窓やドアなどの開口部からもっとも多く流出し、その量は全体の約58%です。
また外壁からは約15%、屋根・天井から約5%、床からも約7%の熱流出があるとされています。
手軽に暖房効率を高めるなら、断熱性の高いカーテンやカーペットに交換するなどの工夫がおすすめです。
また、リフォームによって家の断熱性や気密性を根本的に改善する方法もあります。
暖房効率だけでなく一年中快適な居住空間を実現できるため、持ち家の場合には検討してみてはいかがでしょうか。

あったかグッズや節約グッズを使用する

最近では雑貨店やホームセンターなどで、寒さ対策に使えるさまざまなグッズが販売されています。
ブランケットやレッグウォーマーなど身に着けるあったかグッズのほか、電子レンジで加熱できる湯たんぽなども手軽で人気です。
100円ショップでも購入できるアルミシートやプチプチは、断熱シートの代わりとしても使えます。
ご自身の環境や生活スタイルに合ったグッズを活用して、賢く暖房費を節約しましょう

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電力会社を変更する

現在契約している電力会社や料金プランを見直すことも有効です。
近年は電力自由化により、さまざまな電力会社やプランが登場しています。
ご自身のライフスタイルや電気の使用量に合ったプランを選ぶことで、今よりも暖房費を節約できるかもしれません。
日中は仕事で家をあけがちな家庭であれば、夜間に電気代が安くなるプランを検討してみましょう。
その際は、複数の電力会社の料金シミュレーションを比較してみることをおすすめします。

冬でも暖かい住まいづくりをする

日々の工夫や心がけで実践できる暖房費の節約術だけでなく、住まい自体の性能にも目を向けてみましょう
日本の住宅の多くは、欧米諸国に比べて断熱性能が低い傾向にあるといわれてます。
最近になってようやく国土交通省により断熱等性能等級が定められましたが、とくに古い住宅では壁や床、天井の断熱材が不十分であったり、窓の気密性が低かったりすることが少なくありません。
冬でも暖かい暮らしを実現するには、住宅の断熱リフォームが有効です。
コストはかかりますが根本的な対策となるため、必要に応じて検討してみてください。

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冬の暖房費が高くなる理由

冬の暖房費が高くなる理由

夏に比べて冬の電気代が高くなりがちな背景には、つぎのような理由があります。

  • 夏より外との気温差が大きい
  • 冬は部屋で過ごすことが多くなる

それぞれくわしく解説しますので、暖房費が高くなる理由を理解したうえで、効果的な節約対策をとりましょう。

夏より外との気温差が大きい

冬の暖房費が高くなる最大の理由は、外気温と室内の設定温度との間に大きな差ができることです。
夏場、外気温30℃の日に室内を27℃に設定する場合、冷やす温度差はわずか3℃です。
しかし冬の場合、外気温が0℃の日に室内を20℃に設定するとしたら、20℃分の温度差を埋める必要があります。
このように、冬は夏に比べて温度差が圧倒的に大きいため、より多くの電力が必要です。
とくに早朝や深夜など外気温が極端に低い時間帯は、温度差がさらに拡大するため、暖房器具がフル稼働することになります。

部屋で過ごすことが多くなる

多くの人が冬は外出を控え、自宅で過ごす時間が増える傾向にあります。
その理由には、以下のようなことがあげられるでしょう。

  • 寒さで外出がおっくうになる
  • 地域によっては降雪で外出しづらい
  • かぜやインフルエンザの流行で人混みを避けたい
  • 年末年始の休暇により家族が自宅で過ごす など

冬場は屋外での活動に消極的になるほか、クリスマスやお正月といった家族で過ごす行事もあるため、他の季節に比べて自宅で過ごす時間が多くなります。
そのため、暖房器具の使用時間も自然と長くなるでしょう。
気温差によって暖房器具がエネルギーを消費するうえ、家で過ごす時間が長くなることで稼働時間も延びるため、冬の暖房費はどうしても高くなりがちです。

暖房費を節約できる寒さ対策なら床下断熱リフォームがおすすめ

暖房費を節約できる寒さ対策なら床下断熱リフォームがおすすめ

暖房費を根本的に削減するなら、断熱リフォームで住まいの断熱性を高めることを検討しましょう。
断熱リフォームの種類はさまざまですが、とくに底冷えする日本の住宅では、床下断熱を取り入れることが暖房費の削減へつながります。
ここからは、断熱リフォームがおすすめな理由を解説しますので参考にしてください。

暖房費だけでなく冷房費も節約できる

断熱リフォームなら冬だけでなく、夏の冷房費の削減にもなります。
たとえば床下断熱は、床からの冬の冷気を防ぐのに有効な施工方法です。
一方で、地熱の流入による室温の上昇もおさえてくれるため、夏場も快適な温度に保てます。
暖房費だけでなく冷房費にも頭を悩ませている方には、年間を通じて光熱費を削減できる可能性のある断熱リフォームが、有効な解決策となるでしょう。

初期費用のみで長く効果を発揮する

断熱リフォームには初期費用がかかりますが、定期的な買い替えが必要な家電と違い、一度施工すれば効果が長く持続することがメリットです。
適切に施工された断熱材は、半永久的にその性能を維持するともいわれています。
光熱費が削減されることで、長期的にはリフォーム費用を上回る経済的なメリットが期待できるでしょう。
国や自治体の補助金が利用できる場合もあるため、うまく活用すれば初期費用をおさえることも可能です。

部屋ごとの寒さ対策を減らせる

断熱性能が向上すれば、住居のあらゆる場所の温度差が小さくなるため、部屋ごとに必要だった個別の暖房器具や寒さ対策が減らせます
ヒートショックのリスク軽減にもつながるなど、健康面でのメリットも期待できるでしょう。
ただし部分的なリフォームでは、断熱効果を得られにくい場合もあるので注意が必要です。1階の床に広く断熱材を施工する床下断熱リフォームなど、家全体の断熱性能を高める施工方法を選ぶことで、住まいの温度をムラなく安定させられます。

床下断熱リフォームなら床下のプロへ|アサンテにご相談ください

床下断熱リフォームなら床下のプロへ|アサンテにご相談ください

昨今、光熱費の出費は頭を悩ませます。
とくに冬場の暖房費は、できるだけ工夫をして節約したいものです。
しかし、がまんのしすぎもよくありません。
冬場の寒さも、暖房費の出費もつらい場合には、ぜひ床下の断熱リフォームを検討してみましょう

アサンテの床下断熱リフォームは、床下のプロが床下へ断熱材をしっかりと責任をもって施工します。
比較的簡単な工事ですむので料金もおさえつつ、いつもどおりの生活をしながらリフォームが可能です。
また床下断熱リフォームを行えば、床下断熱自体に光熱費がかかるものではありません。
足元からの冷気もおさえられて、暖房費の削減も期待できます。
まずは、お気軽にアサンテまでご相談ください

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