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床下断熱リフォームを安く済ませる方法6選|費用を抑えるコツと注意点を解説
2025/9/22

床下の断熱性能が低いと、冬場の寒さや光熱費の高さに悩まされることになりかねません。
断熱リフォームは快適な住環境を実現するために有効ですが、「お金がかかりそう」と躊躇している方も多いのではないでしょうか。
じつは、やり方次第で床下断熱リフォームの費用は安くおさえられます。
この記事では、床下断熱リフォームを安く済ませる6つの方法と、費用をおさえる際の注意点について紹介します。
目次
- 1 床下断熱リフォーム費用を安く済ませる方法6選
- 1.1 断熱リフォームの範囲を限定する
- 1.2 費用対効果の高い断熱材の種類を選ぶ
- 1.3 安くできる後入れ断熱リフォーム工法を選ぶ
- 1.4 住みながらできる断熱リフォームを選ぶ
- 1.4 使える補助金や減税制度を活用する
- 1.6 安くて信頼できる業者を選ぶ
- 2 床下断熱リフォームを安くする際に注意すること
- 2.1 安すぎる見積もりには要注意
- 2.2 DIYは高くなることもある
- 3 断熱リフォームの費用を左右する要素とは
- 3.1 工法別の費用相場
- 3.2 その他に費用を左右するおもな要素
- 4 費用をおさえた床下断熱リフォームなら|アサンテにご相談ください
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床下断熱リフォームの費用をおさえるには、いくつかの方法があります。ここからは安く済ませる方法を6つ紹介します。
断熱リフォームの範囲を限定する
床下断熱リフォームの費用をおさえる方法のひとつめは、施工範囲を最小限にすることです。
床下全体を一度に施工するのではなく、日中よく使用するリビング、寝室など使用頻度の高い部屋や、とくに床の冷たさを感じる北側の部屋や洗面所などから優先的に場所を限定して施工します。
たとえば、30坪の住宅で全面的に床下断熱を行う場合の費用が50万円と仮定すると、リビングと寝室のみに限定すれば25~35万円程度におさえられるでしょう。
しかし、部分的な床下断熱リフォームでは思ったような断熱効果が得られなかったり、部屋間の温度差ができたりする可能性もあるため、その点は留意しておきましょう。
費用対効果の高い断熱材の種類を選ぶ
断熱材を選ぶ際には、費用と性能のバランスを考えて選びます。
グラスウールは広く使われていて価格も安い断熱材なので、リフォーム費用をおさえたい場合におすすめです。
グラスウールはリーズナブルですが、じゅうぶんな断熱性能を発揮してくれます。
このように費用は安くても断熱効果の高い断熱材を選ぶことで、床下断熱リフォームは安くできるのです。
安くできる後入れ断熱リフォーム工法を選ぶ
床下断熱リフォームは、工法の選び方によって費用が大きく変わります。
おすすめなのは、床下側から断熱材を設置する方法で、床をはがす必要がないため費用を安くできる施工方法です。
床材をはがす方法と比較すると、床材の撤去や貼り付ける費用がかからないため、工事費用を削減できるでしょう。
居住空間を傷つけることもなく、工期は1~2日程度と短いなどのメリットもあります。
ただしこの工法は、床下点検口から床下に入り込んでの作業となるため、床下は人が入れて作業ができる高さであることが条件です。
住みながらできる断熱リフォームを選ぶ
住みながら断熱リフォームの施工ができる工法を選ぶことで、費用を安くおさえられます。
仮住まいや引越しの費用がかからないからです。
床下側から断熱材を設置する断熱リフォームであれば、室内ではほぼふだんどおりの生活ができるため、住みながらのリフォームができます。
家族4人が1か月間仮住まいをする場合、賃貸住宅費用や引越し費用で30~60万円程度の追加コストが発生することも。
住みながら施工できる工法を選ぶことで、この費用を丸ごと削減できます。
また床材をはがす工法でも、一度に全面施工するのではなく、部屋ごとに順次施工することで、つねに住める部屋を確保しながら工事を進めることも可能です。
仮住まいの用意をしなくてもいいので、総コストは削減できるでしょう。
使える補助金を活用する
国や自治体の支援制度を活用することで、実質的な断熱リフォーム費用負担を軽減できる可能性もあります。
利用する際には、最新の情報を入手して、以下の項目をしっかりと確認しましょう。
- 条件
- 申請期間
- 上限額
- 対象工事 など
一部の自治体では独自の断熱リフォーム補助金を設けており、国の制度と併用できる場合もあります。
安くて信頼できる業者を選ぶ
床下断熱リフォームを行う際、業者選びは費用をおさえる点と品質確保の両面でとても大切です。
複数の業者から相見積もりをとることで、適正な価格を把握しながら比較検討ができます。
ただし、見積もり金額の安さだけで判断するのではなく、床下断熱工事の実績が豊富で、アフターサービスなども考慮して業者を選びましょう。
施工不良による追加費用を避けるためにも、これらの確認は大切です。
床下断熱リフォームを安くする際に注意すること

費用をおさえることばかりに気をとられると、思わぬ落とし穴にはまることがあります。
床下断熱リフォームの安さを追求する際に、とくに注意すべきふたつのポイントを確認しましょう。
安すぎる見積もりには要注意
あまりにも安い見積もり金額には注意が必要です。
相場よりも格段に安い見積もりの場合、断熱材の厚さが不十分だったり、施工が雑だったりする可能性もあります。
結果的に、思ったような断熱効果が得られず、工事のやり直しが必要になることも。
また当初の見積もりには含まれていない項目で、後から高額な追加費用を請求されるケースもあります。
見積もり内容はしっかりと確認して、追加費用の可能性について事前に確認することが大切です。
DIYは高くなることもある
一見安上がりに思えるDIYでの床下断熱リフォームですが、リスクもあります。
素人の施工では材料のムダが多くなりがちなうえ、施工不良による断熱効果の低下や湿気のトラブルも。
結果的には専門業者による修正工事が必要になり、総費用が高くなるケースもあります。
また床下での作業は、思った以上に危険をともなうものです。
適切な安全対策をしないで作業をすると、ケガのリスクがあるため、専門業者に依頼することをおすすめします。
断熱リフォームの費用を左右する要素とは

床下断熱リフォームの費用は、さまざまな要因によって大きく変動します。
適正な予算計画をたてるために、費用にかかわるおもな要素を確認しておきましょう。
工法別の費用相場
床下断熱リフォームの費用は工法によって大きく異なります。
下表に工法別の費用相場の目安をまとめましたので、参考にしてください。
床下からの後入れ工法 | 3,000~5,000円 | 15~25万円 |
床をはがしての全面工法 | 7,000~12,000円 | 35~60万円 |
現場発泡ウレタン工法 | 3,000~7,000円 | 15~35万円 |
これらはあくまでも目安であり、その他にもリフォーム費用を左右する要素があります。
その他に費用を左右するおもな要素
築年数が古い住宅ほど床下の状況に問題があることも多く、追加工事が必要になる可能性があります。
また、木造住宅と鉄骨住宅では施工方法が異なり、費用にも差が生じることも。
グラスウールなどの安価な材料から、価格が高めな発泡系断熱材まで、選択する材料によって費用は2~3倍程度変わります。
施工面積が広いほど単価は安くなりますが、建物の形状が複雑だと手間がかかり単価が上がります。
費用をおさえた床下断熱リフォームなら|アサンテにご相談ください

床下断熱リフォームを安く済ませるには、以下の方法などが効果的です。
- 施工範囲を限定する
- 適切な断熱材を選ぶ
- 後入れ工法を採用する
- 使える補助金を活用する
- 相見積もりをとる など
とくに大切なのは、安さだけを求めるのではなく、費用対効果を考慮した選択をすることです。
信頼できる業者に依頼し、適切な工法と材料を選ぶことで、性能的にも金額的にも満足できる断熱リフォームが実現できます。
アサンテでは、床下側から断熱材を設置する工法で断熱リフォームを行なっており、比較的価格をおさえた床下断熱リフォーム工事が可能です。
ご相談は無料で承りますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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