ホーム戸建て住宅の断熱リフォーム床下断熱リフォームが施工できない家の特徴3選|チェック法と対処法ご紹介

床下断熱リフォームが施工できない家の特徴3選|チェック法と対処法ご紹介

2025/9/22

床下断熱リフォームが施工できない家の特徴3選|チェック法と対処法ご紹介

光熱費高騰への対策や、住環境の快適性アップをめざして、床下断熱リフォームを検討する人が増えています。
しかし、すべての戸建て住宅で床下断熱リフォーム工事ができるわけではありません。
「うちの家は床下断熱できるのかな?」
「工事を依頼してから施工できないといわれたらどうしよう」
そんな疑問や不安を抱えている人もいるのではないでしょうか。
この記事では、床下断熱が施工できない家の特徴をあげて、自分でできるチェック方法や、施工できない場合の対処法を紹介します。

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床下断熱リフォームとは

床下断熱リフォームとは

床下断熱リフォームとは、既存住宅の床部に断熱材を設置して、住まいの断熱性能を高める工事のことです。
具体的には、床下にもぐって根太(ねだ)や大引きの間に断熱材や断熱ボードを取り付けます。床下からの冷気をおさえることで、室温の安定化が期待できるのです。
近年、エネルギー価格の上昇により光熱費削減への関心が高まっており、比較的手軽に断熱性能を改善できる床下断熱リフォームはおすすめできます。
工事期間は通常1~3日程度と短期間で完了し、工法によっては住みながら施工できるのも大きなメリットです。
ただし住宅の構造や床下の状況によっては施工が困難な場合もあるため、事前の確認が重要になります。

床下断熱が施工できない家の特徴3選

床下断熱が施工できない家の特徴3選

ここからは床下断熱リフォームを検討する際、事前に確認しておきたい、施工ができない家の特徴を3つ紹介します。

床下高がせまくて床下に入れない家

床下断熱リフォーム工事では、作業員が床下に入って床下側から断熱材の取り付け作業を行います。
その際一般的に、床下断熱工事には最低でも45cm以上、理想的には60cm以上の床下高が必要です。この高さがないと、作業員が安全に作業できず、断熱材の適切な施工が困難になります。
床下高が足りないと、次のような問題が発生します。

  • 作業員の安全な移動ができない
  • 断熱材を適切な位置に設置できない
  • 施工品質が下がり、断熱効果が期待できない
  • 将来のメンテナンスが困難 など

一部の住宅では、床下高が低く設計されているケースもあるため注意が必要です。

床下の配管や設備が複雑で断熱材を施工できない家

床下に多くの配管や設備機器がある住宅では、断熱材の施工が制限される場合もあります
とくに給水管や排水管が複雑に配置されていたり、ガス管が床下全体に張り巡らされていたりすると、断熱材を適切に設置するスペースが確保できません。電気配線が多数設置されている場合や、床暖房の配管がある住宅でも同じような問題が発生します。
また、床下設置型の給湯器や床下暖房機器、配電盤やメーター類といった設備機器も施工の妨げとなります。
さらに重要な問題として、断熱材を設置することで既存設備のメンテナンスがむずかしくなる可能性もあるのです。将来的な配管交換や機器の点検、修理作業を考慮すると、設備へのアクセス経路を確保しながら断熱工事を行わなければなりません。

床組みの劣化が進んでいる家

住宅の構造部分に問題がある場合、断熱工事よりも構造の補強が優先されます。
とくにシロアリによる被害がある住宅では、まず被害箇所の特定とシロアリの駆除および防蟻処理、必要に応じて被害を受けた木材の交換といった一連の対応が必要です。
湿気や漏水により木材が腐朽している場合も同様で、劣化部分の補強または交換作業で、住宅の構造を回復させなければなりません。

これらの問題は住宅の安全性に直結するため、断熱リフォーム工事よりも優先して対処する必要があります。

床下断熱リフォームができる?自宅をチェックする方法

床下断熱リフォームができる?自宅をチェックする方法

ご自宅で床下断熱リフォームが可能かどうか、簡単にチェックできる方法をご紹介します。

床下をセルフチェックする|確認するポイント

床下をご自身でチェックする方法です。

床下点検口から目視確認

まずは床下点検口から懐中電灯を使って以下をチェックしてみましょう。

  • 床下の高さ
  • 配管や設備の配置状況
  • 木材の状態(変色、カビ、虫害の跡)

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床下リフォーム専門業者へ相談する

セルフチェックをしてもよくわからなかったり、不安な点があったりする場合は、専門業者への調査や相談をおすすめします
専門業者による調査は、まず床下の詳細な寸法測定から始まり、断熱材を設置できるスペースがあるかどうかを正確に把握するものです。同時に、床組みや基礎の安全性を確認し、シロアリ被害や木材の腐朽がないかもチェックしてくれます。
既存の配管や設備機器の配置状況も調査して、断熱材施工時の障害となる要素を洗い出します。
これらの調査結果をもとに、住宅の状況に最適な施工プランの提案を受けられるでしょう。
調査費用は住宅の規模や調査内容によって異なりますが、一般的な戸建て住宅では無料~3万円程度です。

床下断熱リフォームができない場合の対処法

床下断熱リフォームができない場合の対処法

床下断熱がむずかしい場合でも、住宅の断熱性能をあげる方法があります。

基礎断熱へ変更する

床下断熱が困難だとしても、基礎断熱はできるかもしれません。
基礎断熱は基礎の外周部に断熱材を施工する方法で、床下空間全体が室内と同じ温度環境となります。
断熱効果はすぐれていますが、基礎断熱は床下断熱と比べて費用が高額になりがちです。

床上での断熱を考える

床下からの施工が困難な場合でも、室内側から断熱する方法があります。
既存の床材を撤去し、断熱材を設置してから新しい床材を施工する方法です。この方法であれば、床下の状況に関係なく断熱施工ができます。
ただし、床上断熱では床の高さが5~10cm以上は上がることが多いので、ドアの開閉への支障や、階段の段差への影響、家具や設備の高さなどに注意が必要です。

床下断熱リフォームでお悩みなら|アサンテの無料相談がおすすめです

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床下断熱リフォームができるかどうかの判断は、住宅の構造や状態により大きく左右されます。
この記事でご紹介したチェックポイントを参考に、まずはご自宅の状況を確認してみましょう。
セルフチェックで不安な点があったり、施工可能かどうかの判断に迷ったりした場合は、床下断熱の専門業者、アサンテへご相談くださいませ
アサンテでは、調査・お見積もりは無料で行なっております。
お問い合わせをお待ちしています。

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