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ネズミがでる家の特徴とは?
対策やプロに頼るべきタイミングを詳しく紹介!

ネズミが出やすい家にはいくつかの共通点があり、事前にその特徴を知っておくことが対策につながります。
ネズミは繁殖力が高く、一度棲み着くと被害を拡大してしまうこともあるので早めの対策が重要です。
本記事では、ネズミがでる家の特徴を詳しく解説するとともに、具体的な予防策やプロに頼るべきタイミングも紹介します。
ネズミがでる家の特徴

ネズミはどこにでも現れるわけではなく、侵入しやすく、住みやすい環境が整っている家に入り込んできます。つまり、日常の住環境のなかにネズミを呼び寄せてしまう原因が潜んでいることも少なくありません。
ここでは、ネズミが出やすい家に共通する以下のような特徴を紹介します。
外壁や基礎に隙間がある
ネズミは、1.5cm程度の小さな隙間があれば侵入できるといわれており、家の外壁や基礎部分にあるひび割れや隙間は絶好の侵入口となります。特に以下のような場所は注意が必要です。
配管の周辺
経年劣化による隙間や亀裂
換気扇や通気口
こうしたわずかな隙間でも、ネズミにとっては通路になります。目視しづらい場所にあることも多いため、定期点検やプロによる調査を受けるのがおすすめです。
換気口や配管まわりの穴がそのままになっている
換気口や通気孔、排水パイプの周辺に穴や隙間があると、そこからネズミが侵入してくることがあります。
特に以下のようなケースは要注意です。
換気口に網がついていない・破れている
配管や排気ダクトの根元に隙間がある
侵入阻止のために、金網やパテなどで隙間を塞ぐ対策を講じる必要があります。
屋根に接する木の枝や電線がある
ネズミは木や電柱を登れるので、木の枝や電線が家の屋根や外壁に接していると、そこから屋根裏に侵入することがあります。
隣家や街路樹の枝や電線、塀などから屋根に到達する可能性を考え、必要に応じて枝を剪定する、接触物を遠ざけるといった物理的対策を検討しましょう。
エサとなるような食べ物が放置されている
ネズミは食料を探して移動します。食べ物の管理が適切でない場合、食べ物を求めてネズミが出入りするリスクがあります。食品は適切に管理し、生ゴミなどを放置せず、常に清潔を保つよう心がけましょう。
湿気があって暗い場所が多い
ネズミは暗くて湿った環境を好む傾向があります。特に家のなかで人の出入りが少なく、湿気がこもりやすい場所は、ネズミにとって格好の住処となります。
床下や天井裏
物置
洗面所や浴室下の収納スペース
天井裏では特に断熱材を好む傾向があります。このような場所は、特に定期的な清掃と湿気対策を心がけることが重要です。
築年数が古く住宅の老朽化が進んでいる
築年数が経過した住宅では、壁や床の隙間や通気口の破損がネズミの侵入口になるリスクが高くなります。床下や屋根まわりのひび割れ、配管周り、換気口の柵の破損などに注意して点検しましょう。
ネズミを寄せ付けない対策
ここでは、今日から実践できるネズミ対策を5つ紹介します。
エサとなる食品はしっかり管理する
わずかな食べ物の残りや臭いでも、ネズミを引き寄せる原因になります。米やパン、ペットフードなど常温保存の食品は密閉容器に入れて保管し、生ゴミはその日のうちに処理し、フタがあるゴミ箱で管理することが大切です。室内にエサとなるものがない状態を保つことで、ネズミが居つくリスクを減らせます。
侵入できる隙間は金網などで封鎖する
ネズミは1.5cmのすき間でも侵入できます。
壁のひび割れや配管周り、換気口など、屋内に通じるすき間がないかチェックし、金網やパテなどでしっかりと封鎖しましょう。特に古い建物や木造住宅は隙間ができやすいため、定期的な点検と補修を心がけることが大切です。
巣材になりやすい段ボールや布類をこまめに処分する
ネズミは巣を作る際に、やわらかくて断熱性のある素材を好んで集めます。段ボールや新聞紙、古布、発泡スチロールなどがその対象になりやすいため、以下のポイントに注意して対策してみてください。
使っていない段ボールは適切に処分する
古い布や衣類を置きっぱなしにしない
紙袋や包装材を重ねて放置しない
不要なものは定期的に処分し、収納スペースも整理整頓を心がけることで、ネズミが寄り付きやすい環境を改善しましょう。
忌避剤やトラップを使用する
市販の忌避剤や粘着トラップなどを活用するのも有効です。
忌避剤はネズミの嫌がるにおいを発して近づかせない効果があり、侵入口や通り道に設置することで効果を発揮します。粘着シートなどの捕獲器は、よく見かける場所に仕掛けると効果的でしょう。
定期点検と清掃で清潔な環境を作る
ネズミの発生を防ぐには、日ごろの清掃と点検が欠かせません。
ホコリや食品カスがたまりやすい床下や家具の隙間、屋根裏や物置などの普段立ち入らない場所は、定期的に点検してネズミやほかの害獣の痕跡がないか確認することが重要です。
ネズミを寄せつけにくい清潔な環境作りを心がけましょう。
ネズミ被害でプロに頼るべきタイミングは?
ネズミ対策は自力でできることもありますが、すでに被害が出ている場合はプロへの相談が被害を防ぐための第一歩です。
プロへの依頼を検討すべきタイミングについて解説します。
ネズミを見かけた
もしも家の中でネズミを直接見かけた場合、すでに屋内に侵入している可能性が高いと考えられます。一匹見かけたら一匹しかいないということは少なく、複数の個体がすでに潜んでいる可能性があります。繁殖力の強いネズミは短期間で数を増やすため、見かけた時点で放置せず、すぐに専門業者へ相談するのが安心です。
フンや爪痕、音などの痕跡がある
実際に姿を見かけなくても、フン、かじり跡や足跡などのラットサイン、天井裏からの足音などネズミの存在を示す痕跡があれば注意が必要です。
小さな黒いフンが床や家具の裏に落ちている
柱や配線にかじられた跡がある
夜間にカサカサ・カリカリという音がする
これらはすべて、ネズミが活動している可能性を示すサインです。被害が拡大する前にプロの調査と対策を依頼することで、被害の拡大を防ぐことができます。
早めの相談がおすすめな理由
ネズミの被害は気づかないうちに進行し、建物の損傷や健康リスクにつながるおそれがあります。プロの業者に早めに相談すれば、被害状況の確認や再侵入防止のためのアドバイスが受けられ、根本的な解決が期待できます。
被害が深刻化する前にできるだけ早く行動することが、結果的に被害と費用を抑えることにつながります。
なお、業者を選ぶ際は、日本ペストコントロール協会に加盟しているかどうかを確認するのがおすすめです。協会加盟業者は、法令や衛生管理の基準に基づいた適切な施工を行っており、技術面やアフターサービスの面でも信頼性が高いと考えられます。
■ネズミがでたら早めにプロに相談して対策を!

ネズミは、一度住み着くと繁殖や被害の拡大が早く、放置するほど対処が難しくなります。被害を防ぐには、早期発見と早めの対処が大切です。
ネズミを見かけたり、フンや物音などの痕跡に気づいたりした時点で、ネズミ駆除を行っているプロの業者に相談してみましょう。
アサンテでは、ネズミ被害に対して調査から駆除、再発防止までを一貫して対応しています。単なる駆除にとどまらず、住まい全体の衛生と安全性を守るためのサポートを提供いたします。
1. 足跡やラットサインをもとに徹底的な現地調査を実施
2. 状況に応じた的確な駆除プランをご提案
3. プロ仕様の殺虫、清掃が可能
4. ネズミだけでなく、ほかの害獣にも幅広く対応
5. 再発防止のためのアドバイスとアフターフォロー体制が充実
大切な家を守るために、アサンテの害獣駆除をご検討ください。