ホーム > 害虫・害獣・鳥類対策 > ネズミ > ネズミがいるか確かめる方法5選|チェックポイントや駆除業者に相談すべき理由とは
ネズミがいるか確かめる方法5選|
チェックポイントや駆除業者に相談すべき理由とは

ネズミは、人目につかない場所に潜みながら活動するため、被害に気付いたときにはすでに深刻化していることも珍しくありません。「気のせいかも」と見過ごしてしまうと、健康や住環境に影響を及ぼすリスクが高まるため、ネズミがいるかどうかを早めに確認するのが重要です。
この記事では、ネズミの存在を示すサインや、ネズミがいるか確かめる方法、家のなかでチェックすべきポイント、そして駆除業者に相談すべき理由を詳しく解説します。少しでも不安を感じたら、早めの行動が被害の拡大を防ぐ鍵となります。ぜひ実践してみてください。
目次
ネズミがいるかもしれないサイン
ネズミは物陰に隠れて行動するため、姿を見かけなくてもその痕跡から存在を察知できることがあります。日常のなかでふとした違和感を覚えたとき、それはネズミの被害が進行しているサインかもしれません。
以下のようなポイントに心あたりがある場合は、注意が必要です。
足跡や黒っぽい汚れがある
かじられた痕跡がある
糞尿の形跡がある
獣臭やアンモニアのにおいがする
足音や何かをかじる音がする
それぞれのサインについて、詳しく解説します。
足跡や黒っぽい汚れがある
ネズミがよく通る場所は、足跡や体が擦れたことによる黒っぽい汚れが残ることがあります。壁際や狭い通路、床の隅などに、汚れや粉じんがこすれたような跡がないか確認してみましょう。

ネズミの足跡
かじられた痕跡がある
ネズミは伸び続ける歯の長さを調整するために、いろいろな物をかじる習性があります。食品の袋や段ボール、木材、電気コードなどにギザギザと削られたような傷がある場合、ネズミが活動している可能性があります。
糞尿の形跡がある
ネズミの糞は、黒くて細長い粒状(5〜10mm程度)で、集中的に落ちていることが多いです。臭いや湿気とあわせて確認するとネズミの痕跡をつかむことができます。
獣臭やアンモニアのにおいがする
ネズミが長期間滞在している場所は、独特の獣臭やアンモニア臭が発生します。特に押し入れや天井裏からの異臭に気付いたら、ネズミの存在を疑ってみましょう。
足音や何かをかじる音がする
静かな時間帯に、天井裏や壁のなかからカサカサという足音やガリガリと物をかじる音が聞こえる場合、それはネズミの活動音である可能性が考えられます。
ネズミがいるか確かめる方法5選
ネズミの気配を感じても、実際に姿を確認できるとは限りません。ネズミがいるか自分で確かめる5つの方法を紹介します。
①粉を使ったトラップで足跡を検出する
ベビーパウダーや小麦粉などの白い粉を、ネズミが通りそうな場所に薄くまいておくと、通過した際に足跡が残るため、活動の有無や経路を確認できます。確認後は写真に撮って証拠を残しておくとよいでしょう。
②スマートフォンや家庭用カメラで録音・録画する
ある程度ネズミが潜んでいる場所を特定できている場合は、ネズミが活動しやすい夜間にスマートフォンやペットカメラで音声や映像を録画しておくことで、ネズミの活動をとらえることができます。
音や姿からネズミの種類やおおよその数を特定できれば、より効率的な駆除計画を立てることができます。
③市販のセンサーを活用する
ホームセンターなどで販売されている赤外線センサーや動体検知型の簡易センサーは、センサーが感知したタイミングでアラートを出すタイプのものがあります。そういったセンサーを使えば、ネズミがいるかどうかを確かめるのに役立ちますが、次の点には注意が必要です。
ネズミなのか、ほかの動物なのか、誤作動なのか判断できない
センサー自体から音が鳴る場合、ネズミが驚いて別の経路から移動するようになる可能性がある
これらの注意点も踏まえて、センサーの機能を調べてみましょう。
④粘着シートや罠で確認する

粘着タイプのトラップや捕獲器を設置しておくことで、実際にネズミがかかった場合に存在を確認できます。ただし、捕獲後の対応には衛生面で十分な注意が必要です。
⑤疑わしいところに好物を置いて様子を見る
ネズミの好物(ピーナッツバターやドライフルーツなど)を、ネズミが活動しそうな場所に置いて変化を見るのもひとつの方法です。食べられたり移動したりしていれば、ネズミがいる可能性が高まります。
【家の場所別】ネズミがいるか確かめるチェックポイント
ネズミは狭くて人の目が届きにくい場所を好んで活動します。そのため、家のなかでも特に注意すべき場所を重点的にチェックすると早期発見につながります。以下に、確認しておきたい代表的なポイントを紹介します。
キッチンや食品保管スペース
食材や水が豊富なキッチンは、ネズミにとって魅力的な場所です。食料の包装が破られていないか、糞が落ちていないかをよく確認しましょう。食器棚やコンロの裏など、見えにくい箇所にも注意が必要です。
天井裏や床下、配管まわり
ネズミは高い場所や狭い空間にも自由に出入りします。特に天井裏や床下、配管のすき間などは、住人に気付かれにくい生息場所です。こうした場所にネズミの好物を置いておき、食べられた形跡があるか確認すると、存在の有無を判断する一助になります。
収納部屋やクローゼット
人の出入りが少ない収納スペースは、ネズミが侵入しやすい場所です。衣類や段ボール、紙製品がかじられていないかを確認しましょう。また、物が多い場合は移動経路や糞尿の跡を見逃してしまいやすいため、ライトを使って細かくチェックしましょう。
ガレージや物置など家まわり
屋外と屋内をつなぐガレージや物置は、ネズミが侵入する起点となりやすい場所です。壁のすき間や天井の角、荷物の下などに足跡や汚れがないかを確認してください。あまり移動させない自動車のエンジンルームに巣を作ったという例もあるため、屋内外問わず広い視点で点検しましょう。
庭やベランダの植栽、ゴミ置き場
植木鉢の裏やゴミ箱の周辺は、エサや水分源となるものが多く、ネズミが寄りつきやすいポイントです。植栽の間に糞が落ちていたり、ビニール袋が破られていたりする場合は要注意です。家庭ゴミは密閉容器に入れ、屋外への放置を避けることも大切です。
ネズミ駆除は駆除業者に相談すべき理由
ネズミがいるかどうかを自分で確かめることは可能ですが、ネズミを駆除して再発を防ぎ、健康や住環境へのリスクを抑えるための対策を行うのは簡単ではありません。ここでは、駆除業者に相談するべき理由を2つの視点から解説します。
ネズミの消毒の重要性
ネズミが残した糞尿や唾液には、死骸には、多くの菌やウイルス、寄生虫が含まれている可能性があります。個人で処理しようとすると感染症リスクが高まるうえ、汚染を完全に除去するのは困難です。
駆除業者は専用の薬剤や機材を使用し、衛生面に配慮した消毒・除菌作業を行うことができます。被害が表面化していないエリアまでしっかりと対応してもらえるので、二次被害の予防にもつながります。
駆除業者によるネズミ駆除のメリット

ネズミの侵入対策
ネズミの駆除は、捕まえれば終わりではありません。侵入経路の特定と封鎖、再発防止策の徹底、生活習慣の改善提案など包括的に対応する必要があります。害獣の駆除とあわせて、環境や衛生状態の管理まで含めた総合的なアプローチが求められます。
駆除業者は、ネズミの種類や被害の程度に応じて適切な方法で調査から処置、予防策を一貫して実施します。被害の規模や建物の構造に合わせてオーダーメイドの対応など、市販品では対応しきれないケースにも柔軟に対応してもらえるでしょう。
特に長期的な再発防止を重視したい場合は、専門業者への相談が効果的です。
■早めにプロに依頼してネズミがいるか確かめるのがおすすめ
ネズミの被害は、気付かないうちに静かに広がっていくのが特徴です。音やにおい、足跡などから「もしかして……」と感じた時点で、専門業者に相談するのが被害拡大を防ぐ方法です。
自己判断に頼るよりも、調査から駆除・再発防止までを一括で任せられるプロの力を活用すると、住まいと健康を守ることができます。
アサンテでは、ネズミをはじめとしたさまざまな害獣に対応した駆除と防除を行っています。早期対応からアフターフォローまで自社で一貫したサポートが強みです。
徹底した現地調査とラットサインの確認
状況に応じた適切な駆除と予防対策
衛生面にも配慮した消毒・除菌対応
ネズミ以外の害獣・害虫にも対応可能
再発を防ぐための生活アドバイスもご提供
大切な住まいと家族を守るために、ネズミの気配を感じたら、アサンテの専門調査と駆除サービスをぜひご検討ください。