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ハクビシンの嫌がる音による対策の効果と注意点、
被害が収まらないときの方法を解説

ハクビシンの嫌がる音による対策の効果と注意点、被害が収まらないときの方法を解説

ほぼ全国的に生息するハクビシンですが、農作物への食害が問題視されています。
ハクビシンは特定の音や環境の変化を嫌う習性があり、この性質を利用した音による対策は取り入れやすい対策方法です。ただし、ハクビシンが嫌がる音による対策は、正しい知識を持ち、ほかの対策方法と組み合わせることでより効果を発揮させることができます。

本記事では、ハクビシンの嫌がる音による対策の効果と注意点、被害が収まらないときの対処法を解説します。

ハクビシンの嫌がる音

ハクビシンは聴覚が発達しており、人間には聞こえない高周波音や急な大きな物音などを警戒します。この性質を利用して超音波による対策を行うことができます。
超音波とは、人間には聞こえない周波数20kHz以上の音波を指します。動物によって聞こえる周波数は異なり、個体差もありますがハクビシンの場合は10kHz~70kHz程度の周波数の超音波を嫌がる傾向があります。

参照:『ハクビシン及びアライグマにおける純音に対する反応を指標とした可聴域の検証』麻布大学 大学院 獣医学科

市販の超音波発生装置はこの特性を活用し、ハクビシンが嫌がる周波数の超音波を発生させることで住宅や畑からハクビシンを遠ざける効果が期待できます。薬剤などを使用せず簡単に設置できるのがメリットですが、壁や障害物で音が遮られるため、設置位置や設置台数の工夫が必要です。

また、同じ音を流し続けているとハクビシンが慣れて警戒心が薄れてしまうことがあります。

嫌がる音によるハクビシン対策の効果と注意点

ハクビシンが嫌がる音を利用する方法は取り入れやすい対策方法ですが、長期間棲み着いてしまった個体や何度も同じ音を経験した個体は、慣れて反応しなくなることがあります。
さらに、ハクビシンの性格や環境への順応性には個体差があるため、効果が出やすい場合と出にくい場合がある点にも注意が必要です。

また、音による対策は人やペットにも影響する可能性があります。超音波機器は人間には聞こえにくい周波数帯を使うものが多いですが、設置環境によっては耳障りに感じることもあり、金属音や大きな物音は家族や近隣住民とのトラブルの原因になるおそれもあります。

そのため、音を使った方法はあくまで補助的な対策と位置づけ、侵入口の封鎖や餌となり得るものの管理、忌避剤との併用など、ほかの方法と組み合わせて行うことが効果的です。

音による対策では被害が収まらないときはどうすべき?

音による対策では被害が収まらないときはどうすべき?

ハクビシンが嫌がる音を活用した対策は、一時的な追い出しや警戒心を高めるには有効ですが、音による対策だけではハクビシンの行動が抑えられず、被害が収まらないこともあります。
ここでは、音による対策では被害が収まらないときはどうすべきかを解説します。

侵入口の特定と封鎖の重要性

侵入口の特定と封鎖の重要性

ハクビシンによる被害を収めるためには、音による対策などで追い出しに成功したあとの侵入口の特定と封鎖が重要です。せっかく追い出しに成功しても、侵入口がそのままだとまた侵入されてしまいます。

ハクビシンは屋根裏や床下などの暗く狭い場所を好み、わずか10cmほどの小さな隙間からでも侵入できます。そのため、屋根瓦の隙間や軒下、通風口、配管周りなどを細かく点検し、足跡や糞尿、毛など出入りの痕跡を探しながら隙間を塞ぐ必要があります。

侵入口を見つけたら、金網や鉄板などでしっかりと塞ぎましょう。この際、ハクビシンを中に閉じ込めないように注意して作業を進めるのがポイントです。閉じ込めてしまうと屋内での新たな被害や悪臭の原因になるため、慎重に確認することが大切です。

害獣駆除業者による対策を依頼するのがおすすめ

侵入口の特定や封鎖は、家屋の構造やハクビシンに関する知識や経験がないと難易度が高く、屋根上での高所作業や点検は危険が伴うこともあります。また、ハクビシンは鳥獣保護管理法で保護されていて許可なく捕獲することが禁止されており、法令を遵守しながら作業を進めることが求められます。
こうした理由から、被害が長引く場合や再発を繰り返す場合は、害獣駆除業者に対策を依頼するのがおすすめです。

害獣駆除業者はハクビシンの習性や行動パターン、侵入経路を熟知しており、安全性に配慮しながら追い出しや捕獲、再侵入防止対策まで一括して対応できます。家屋内に棲み着かれていた場合の糞尿の清掃といった衛生対策も任せられるため、感染症リスクや臭い残りといった二次被害の防止にもつながります。

音による対策で思ったような効果が得られない場合は、早めに害獣駆除業者に相談して被害拡大を防ぎましょう。

■ハクビシン対策に限界を感じたら害獣駆除業者に相談!

ハクビシンは警戒心が強く、夜行性のため被害に気づくのが遅れがちです。
超音波や大きな音など、嫌がる音を使った対策は一時的な追い出しには有効なこともありますが、長期間棲み着いている個体や音に慣れてしまった個体は効果が薄れてしまいます。音による対策は家族や近隣への騒音トラブルを招くおそれもあり、慎重に検討すべきだといえるでしょう。

ハクビシンが嫌がる音による対策で被害が収まらない場合は、専門知識と経験を持つ害獣駆除業者への依頼を検討しましょう。早期対応が被害拡大を防ぐ第一歩です。
アサンテでは、無料の事前調査や見積もり作成、アフターフォローなど、納得してご依頼いただける体制を整えています。

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