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ハクビシンのフンには要注意!?
小さなフンが大きな被害に変わる前に早めの対応が必要な理由とは

ハクビシンのフンには要注意!?小さなフンが大きな被害に変わる前に早めの対応が必要な理由とは

ハクビシンは分類上はジャコウネコ科に属す動物で、全国各地に生息し、深刻な農業被害をもたらしています。植物中心の雑食性で特に甘いものを好み、果樹や果菜類の被害が顕著ですが、養鶏場に侵入して鶏を襲うこともあり、農家では対策に苦慮しています。

この記事ではハクビシンのフンに注目し、フンの特徴、放置することで起こり得るリスク、そして再発防止のためにできる対策までわかりやすく解説します。

ハクビシンのフンには要注意!?

ハクビシンは夜行性で、昼間はねぐらで休息します。

ハクビシンは決まった場所に何度も排泄する溜めフンという習性があり、フンはねぐらの近くやよく通る道で見られます。つまり、フンが発見された場所の周辺でハクビシンが活動している可能性が高いと考えることができるのです。

ハクビシンのフンが見つかったときにはすでに深刻な被害が発生しているケースも少なくないので、単なる汚れではなく被害のサインであると考えて対処しましょう。

ハクビシンのフンの特徴

ハクビシンのフンの特徴

動物のフンには大きさや形、色などそれぞれに特有の特徴があり、フンに混じっている種や皮などの未消化物からその動物の好物を推測することもできます。ハクビシンのフンにも独自の特徴があるため、詳しく解説します。

見た目や大きさ、色の特徴

ハクビシンのフンは、一般的に長さ5~10cm、直径2~3cm程度の細長い形をしています。

ハクビシンには、フンや尿を決まった場所に排泄する溜めフンの習性がありますが、溜めフンはほかの動物にも見られる習性であり、溜めフンがあるだけでハクビシンとは断定できません。

色は茶色か黒っぽい色で水分を多く含む傾向があり、甘い果物を食べた後であれば、果物の甘い匂いがする場合があります。

肉食のイタチが強烈な匂いのフンを出すのに比べると、ハクビシンのフンの匂いは控えめといえますが、尿には強いアンモニア臭があります。

ハクビシンのフンがよく見つかる場所

ハクビシンは、人の気配が少ない静かな場所を好むので、神社や寺院、木造住宅など木造建築物の屋根裏や床下、物置、庭の隅などでフンがよく見つかります。フンが積み重なっているように見える場所があったら、注意して確認してみましょう。

ハクビシンはグルメ?季節で好む食べ物とは

ハクビシンは雑食性で、空腹時には昆虫や魚、残飯など何でも食べますが特に甘い果実や種子類、果菜類を好みます。

時期に応じて手に入りやすく栄養価の高いものを食べるので、季節によって好物が変わるグルメな一面があります。

フンには食べたものの種や硬い皮、繊維が残るので、季節ごとの食性を知っておくと、フンの内容物からハクビシンの存在に気づくきっかけにもなります。

以下に、ハクビシンが季節ごとによく食べるものを紹介します。

季節 よく食べるもの フンの特徴
サクランボ、イチゴ、ジャガイモ、カエルやネズミなどの小動物 やや湿ったフンに植物の繊維や小さな骨が混ざることがある
モモ、トウモロコシ、スイカ、イチジク、キウイ、トマト、ウリ、昆虫 水分が多くやわらかめで、果実の皮や種が混ざる
メロン、柿、ブドウ、ミカン、サツマイモ、小動物、銀杏 やや硬めで種や皮のかけらが多く混ざる
家屋周辺の残飯やゴミ、小動物、クリ、柑橘類 食べ物の種類がばらばらで、匂いが強い

食べ物の違いによりフンの色や質感、匂いに変化がみられるため、フンの傾向を知っておくと、ハクビシンによる被害の早期発見や駆除対策に役立てることができます。

ハクビシンのフンによる被害やリスク

ハクビシンのフンや尿は、健康や住まい、生活全般に悪影響を及ぼすリスクがあります。

健康への被害

住居への被害

生活への被害

フンや尿による悪臭の問題

二次被害のリスク

ハクビシンのフンには、サルモネラ菌やレプトスピラ菌、エキノコックスなどの病原菌が含まれていることがあり、フンや尿に集まるノミやダニが人やペットに感染症を媒介するリスクも考えられます。

天井裏や壁の内部に溜まったフンや尿は、木材の腐食やカビの発生、断熱材の劣化などの悪影響を与えるだけでなく、尿によるシミや匂いが天井に染み出して家全体にダメージを与えるおそれがあります。
悪臭や異音、害虫の発生などで日常生活の快適さが損なわれ、異臭や夜中の騒音が不安やストレスの原因にもなるでしょう。

さらに、放置されたフンはハエやゴキブリなどの害虫を引き寄せるほか、ほかのハクビシンや害獣を呼び寄せることにもつながり、被害が拡大するリスクもあります。
「たかがフン」と放置せず、早めに駆除業者に相談するのがおすすめです。

ハクビシンのフンを見つけたらどうすればよい?

ハクビシンのフンを見つけたらどうすればよい?

ハクビシンのフンには病原菌や寄生虫が含まれている可能性があるので、素手で触らないように注意してください。

自分で除去する場合は、手袋とマスク、ゴーグルを着用して感染対策を徹底したうえで、殺虫剤、ビニール袋、園芸用スコップ、新聞紙を準備します。
フンを丁寧に取り除いてビニール袋に入れ、フンのあった場所に殺虫剤をかけてダニやハエなどの発生を抑制します。使用した道具はすべて処分するか、しっかり消毒しておきましょう。

フンを取り除いたら、再侵入されないように家周辺のエサになるものを片付ける、防獣ネットを張るなどの侵入防止対策が必要ですが、これらを自分で行うのは難しいといえます。適切な対処をしなければ再侵入される可能性があるので、フンを見つけた時点で駆除業者に相談し、フンの処分から追い出し、侵入防止対策まで一貫して対応してもらうのがよいでしょう。

ハクビシンのフン被害を再発させないためには駆除業者に依頼を

ハクビシンのフン被害を防ぐには、侵入ルートを確認してしっかり対処するのが効果的です。しかし、ハクビシンは許可なく捕獲や駆除を行うことを法律で禁じられており、自力で対処するのは難しいのが実情です。ハクビシンの生態に詳しい駆除業者へ依頼して対処してもらいましょう。
そのメリットは以下のような点が挙げられます。

フンの除去から清掃まで一貫して対応してもらえる

侵入経路の調査と封鎖で再発を防止できる

法律に沿った適切な方法で対処してくれる

専門知識を持つ駆除業者なら、安全で効率的に対処することができます。また、ペストコントロール協会に加盟している駆除業者は、技術や知識、安全面において一定の基準を満たしているため、駆除業者を探す際はペストコントロール協会に加盟している業者かどうかも確認してみることをおすすめします。

■ハクビシンのフン被害は駆除業者への依頼で根本的な解決を

ハクビシンのフン対策は、専門知識を持たない一般の方にとって、対策が困難な場合も少なくありません。病原菌やウイルスへの対応も必要で、場合によっては健康被害の可能性もあるため、ハクビシンなどの害獣の気配を感じた場合は、できるだけ早く駆除業者に相談することをおすすめします。

アサンテでは、無料の事前調査や見積もり作成、アフターフォローなど、納得してご依頼いただける体制を整えています。

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