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ハクビシンの侵入経路は?
家に侵入する理由や侵入された場合の
被害について解説

ハクビシンの侵入経路は?家に侵入する理由や侵入された場合の被害について解説

いつの間にかハクビシンが自宅に侵入し、経路がわからず対策に悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。ハクビシンは狭い隙間を通り抜けるのが得意で、家屋のあらゆる隙間が侵入経路となり得ます。

追い出しや捕獲に成功しても、侵入経路をすべて塞がなければ、再侵入されかねません。どこが侵入経路となるのかを知ることは、再侵入の防止に役立ちます。
この記事では、ハクビシンが家に侵入する理由と経路、その際の被害について解説します。

ハクビシンが家に侵入する理由

ハクビシンは警戒心が強く、外敵を避けて安心して過ごせる場所を好みます。民家の屋根裏や床下は人の出入りが少なく、休息に適した住み家です。
また、ハクビシンは雑食性のため、果物や野菜、魚や昆虫などさまざまなものを食べます。民家の周辺には人間の食べ残しや農作物などがあって餌場に困らないことが多いので、畑や果樹園が多い山間部だけでなく、市街地や都心部の民家にも現われます。

ここに注意!ハクビシンの主な侵入経路

ハクビシンは狭い場所の通過や木登り、細い足場での移動に優れ、さまざまな場所から侵入が可能です。具体的にどのような場所が侵入経路となるのでしょうか。

通風口

日本の家屋には通気口が設置されており、ハクビシンの侵入経路となることがあります。

ハクビシンは狭い場所への侵入が得意で、成獣でも8cm四方の正方形や、直径9cmの円形の穴など、小さめのスマートフォンサイズでも通り抜けられることが確認されています。狭い隙間でも、目や鼻で確認しながら通り抜けできるかを見極め、一度通過に成功すると何度でもその場所に侵入する習性があります。

そのため、通気口やダクトの柵の破損は放置せず、定期的に確認しましょう。

参照:『ハクビシンは狭い隙間から侵入できる』(NARO農研機構)
『分布を拡大する外来種哺乳類アライグマハクビシンヌートリア』(環境省)

屋根と外壁の隙間

屋根と外壁の隙間

屋根と外壁の接合部は、湿気対策による隙間やコーキングの劣化による隙間ができやすい場所です。

ハクビシンは狭い場所への侵入だけでなく木登りも得意で、家屋の周辺の木から屋根へ飛び移ることが可能です。
研究により綱渡りの能力が優れていることもわかっており、固体により差はあるものの、弛みのある太さ0.8mmのワイヤー上を歩行できるので、電線を伝って屋根に移動し、屋根と外壁の隙間から侵入する可能性があります。

参照:『ハクビシンは綱渡りが得意であり、侵入防止経路として配慮が必要である』(NARO農研機構)

床下の隙間

建物の床下には湿気対策や配管設置のための空間があり、その入口がハクビシンの侵入経路になります。床下は人間が点検や整備のために入れるだけの大きさなので、ハクビシンにとっては簡単に動き回れる場所だといえるでしょう。

家の外周の基礎には換気口があり、一般的には入口を金網や柵で塞いでありますが、破損や外れにより侵入できる状態になっていることがあります。ハクビシンの侵入を防ぐためには、金網や柵が破損していないか定期的に確認しましょう。

ハクビシンに侵入された場合に考えられる被害

ハクビシンが家に侵入すると、住人や家屋にさまざまな被害が発生します。

屋根裏で糞尿をすると悪臭が発生し、ダニやゴキブリ、ウジ虫などさまざまな害虫の発生を招きます。長期間にわたり放置すれば、溜まった糞尿がシミとなって天井に現れ、住環境を害するおそれがあります。

天井の中でも天井断熱材の上を好む傾向があり、その上に糞尿をまきちらすため、断熱材の汚損につながってしまうケースもみられます。

侵入したハクビシンがノミやダニ、病原菌をもっているリスクもあり、住人やペットに健康被害を与えかねません。また、ハクビシンは夜行性のため深夜に天井裏で物音を立て、安眠を妨げられることもあります。

ハクビシンが民家に住みつくと衛生面の悪化による健康被害や、家屋の損傷による修理の必要など、さまざまな被害をもたらします。

ハクビシンが家に侵入していたら専門業者に相談すべき理由

ハクビシンが家に侵入していたら専門業者に相談すべき理由

ハクビシンが家に侵入した際には、捕獲または追い出しの対応をします。捕獲や追い出しには、ハクビシンの習性に関する正しい知識と経験が必要です。
ここからは、ハクビシンの捕獲や追い出しを、専門業者に依頼した方がよい理由を解説します。

ハクビシンの捕獲には許可が必要

行政の許可を取らずに、ハクビシンの捕獲を個人で行うことは許可されていません。ハクビシンは鳥獣保護管理法の対象となっており、生活環境への被害が生じているか、そのおそれがある場合などに限り捕獲の許可を得ることができます。

もし許可を取らずに個人で捕獲や処分を行うと、違法行為となり罰則を受ける可能性があります。

参照:『野生鳥獣被害防止マニュアル』(農林水産省)

捕獲や追い出しには危険が伴う

専門知識がないままハクビシンの捕獲や追い出しを行うことは、ケガや感染症のリスクがあり、おすすめできません。

捕獲の際に噛まれたりひっかかれたりすると感染症にかかる危険が伴うため、専門業者に一貫して対応を任せるのがおすすめです。

侵入経路を見つけて対処するのが難しい

通気口や外壁の隙間が侵入経路になるとわかっていても、把握しきれない通気口や隙間が存在するため、すべての経路を見落とさずに特定するのは困難です。

ハクビシンがどの経路から侵入しているのかを特定することも素人には判断が難しく、屋根や外壁の隙間、床下や換気口など建物全体を、経験や知識が豊富な業者に調査してもらうのがよいでしょう。

■ハクビシンの侵入経路の特定と封鎖はプロにお任せ

ハクビシンを追い出しても、侵入経路を特定して封鎖しなければ、再侵入のおそれがあります。侵入経路を塞ぐだけでなく、ほかの通り抜けができそうな場所を含めて、徹底的に封鎖することが重要です。
プロの業者の知識と技術によって、しっかりとした侵入防止策を講じることが重要です。

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