奈良時代、国衙に隣接していたことより、尾張国の総社と定められていた尾張大國霊神社は、国司自らが祭祀を執り行なうことから、通称『国府宮』としても知られている神社です。現在も尾張地方の総鎮守神、農商業守護神、厄除神として広く信仰されています。
毎年旧暦1月13日に執り行なわれる「はだか祭り」が有名です。
アサンテ木の文化継承プロジェクト 神社仏閣の保全
地域住民の皆様に愛され、親しまれている神社仏閣をシロアリ防除施工や害虫・害獣駆除により保全します。保全活動を通して、シロアリ対策の重要性についても多くの方に知ってほしいと考えています。
所管:尾張大国霊神社
所在地:愛知県稲沢市国府宮1-1-1
奈良時代、国衙に隣接していたことより、尾張国の総社と定められていた尾張大國霊神社は、国司自らが祭祀を執り行なうことから、通称『国府宮』としても知られている神社です。現在も尾張地方の総鎮守神、農商業守護神、厄除神として広く信仰されています。
毎年旧暦1月13日に執り行なわれる「はだか祭り」が有名です。
2025年4月、5月に境内にある数寄屋造りの茶室3棟(半床庵※、三笑亭、寒松亭)のシロアリ探知犬によるシロアリ生息調査、シロアリ予防施工を実施しました。この3棟は2013年1月にも当社にてシロアリ予防施工を実施しています。
※半床庵は稲沢市の指定文化財です。
シロアリ探知犬によるシロアリ生息調査。優れた嗅覚でシロアリの生息の有無を調査します。
今回はシロアリの生息は確認されませんでした。
床下は低く20センチほどの茶室もありましたが、床下のプロフェッショナルであるアサンテのシロアリバスターズならお手の物。しっかり薬剤処理しました。
薬剤は白花除虫菊(シロバナムシヨケギク)というキク科の植物から抽出した成分(除虫菊エキス)を有効成分として使用した天然ピレトリンを採用しています。
茶室外周の施工。雨にあたる屋外の柱はシロアリ被害リスクが高くなります。含水率が高くなる木材に有効な薬剤(モクボープラグ)を使用し処理しました。
所管:神田明神
所在地:東京都千代田区外神田2-16-2
正式名称は神田神社。 東京の中心ー神田、日本橋、秋葉原、大手町、丸の内、旧神田市場、豊洲魚市場、108町会の氏神様です。
「明神さま」の名で親しまれています。戦後以降、結婚式場・明神会館など次々と境内の建造物が再建されていき、1976年に檜木造の隨神門が再建されるに及び、江戸時代に負けない神社の姿を取り戻しました。
2025年4月に「木の文化継承プロジェクト」発足記者発表会を開催した際に、神社仏閣の第一弾として境内にある木造の隨神門のシロアリ探知犬によるシロアリ生息調査を実施しました。同日に記者発表会も行なったためたくさんのメディアの方がいましたが、シロアリ探知犬は集中して調査しました。
プロジェクトの成功に向けて神田明神よりご祈祷していただきました。
シロアリ探知のデモンストレーションの様子。
隨神門の調査の様子。シロアリ探知犬の調査では非破壊での調査が可能です。
シロアリ調査の結果、シロアリの生息は確認されませんでした。
アサンテでは、においでシロアリを探知するシロアリ探知犬2頭が活躍しています。
2006年に、当社が日本で初めてアメリカから導入し、現在では、日本生まれのビーグル犬を国内で育成しています。
通常は人が床下に入ってシロアリ調査を行ないますが、探知犬は床下や壁の中に隠れたシロアリを、室内から発見できます。床下に潜ったり、床や壁をはがして調査することが難しい構造の歴史的建築や文化財でも非破壊で正確なシロアリ調査が可能です。木の文化継承プロジェクトにおいても頼もしいパートナーです。