第3話 日本中にいるシロアリ
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■休眠しない昆虫、シロアリ
アリやハチなどは冬に休眠しますが、シロアリは休眠することなく一年中活動しています。

ただし、シロアリは熱帯・亜熱帯・温帯に分布する昆虫ですので、温度による影響を受けます。例えば、ヤマトシロアリは6℃前後で活動を始め、12℃〜30℃が好適温度といわれています。また、イエシロアリの好適温度は30℃〜35℃です。しかし、実際には1月の平均気温が−4℃になる北海道でもシロアリは確認されています。これは巣内が暖かく、シロアリが活動できる温度になっているからです。巣内が暖かい理由は、シロアリの体内で発生させた熱というよりは、巣内のバクテリアの熱によるものだといわれています。イエシロアリの例ですと巣温は、気温よりも10℃前後高く、春から夏にかけての活動が活発な時期には、人間の体温とほぼ同じくらいになります。








※ シロアリは、本来熱帯と亜熱帯、温帯に分布する昆虫ですが、最近は温暖化と暖房設備が整ってきたことが影響し、北上してきているといわれています。

参考文献:「社団法人 日本しろあり対策協会『2005年度版 しろあり及び腐朽防除施工の基礎知識』」