インタビュー

アサンテの使命は人を育てることで、
人と家を守り「持続可能な社会」を
築くこと

株式会社アサンテ
代表取締役社長
宮内 征

アサンテの社会における役割「日本の木造住宅」の抱える社会課題に取り組む

私たちが行なう「ハウスメンテナンス」は維持管理を通して木造住宅を長寿命化させる仕事です。
古い住宅が資産となる諸外国に対し、日本では新築至上主義の時代が長く続きました。
建て替えずに木造住宅を長寿命化できれば、住む人の満足はもちろん、廃棄物、CO2の発生を抑え、無駄な森林伐採を抑制することも可能になります。

経年劣化以外に木造住宅を蝕む要因は大きく三つあります。一つ目は、地震や台風などの天災による倒壊。二つ目は、高温多湿の国ならではの木材腐朽による劣化。そして三つ目がシロアリによる食害です。私たちは創業以来、一貫してシロアリ防除を主力とし安全・安心・快適な暮らしを実現するサービスを展開してきました。既存住宅と住む人の生活を安全・安心・快適にすることこそがアサンテの仕事です。

アサンテが担う社会の未来リーディングカンパニーとして
ハウスメンテナンスの必要性を社会に広げる

木造住宅を長寿命化させるには、ハウスメンテナンスつまり家の維持管理を認知していただくことが非常に重要ですが、あまり知られていません。私たちの仕事は、この「目立たないけど重要な」ハウスメンテナンスへの気付きをお客様に提供するところから始まります。これはビジネスの話だけでなく、社会全体の課題を解決し、持続可能な社会の実現のため、絶対に必要なことと考えています。
「床下」にもっと関心を持っていただくための取り組みの一環として、2006年に「シロアリ探知犬」を導入しました。シロアリ探知犬は海外では何百頭といますが、日本では当社が初導入でした。シロアリ防除に関してはリーディングカンパニーとして率先して動き、メディアを通して少しでも注目度を上げることで、「シロアリ防除ってやっぱり大事だ」と思っていただけるよう訴えていきたいですね。

「人を育てる」ことが何よりも大切

私たちの仕事は分類でいえばサービス業なので、働いている「人」の品質がそのままサービスの品質になります。人的資本への投資が叫ばれる中、まさに当社はそのど真ん中の業種・業界と言えます。私たちの経営理念である「人と技術を育て、人と家と森を守る」は、裏を返せば「人と家と森を守るためのスキルを持った人材を育てる」と言うことでもあります。そのため、当社では、人材の研修、教育を行なうことを重視しており、そのための施設や環境を整えています。この取り組みこそが、私たちのここまでの成長、そして未来への原動力であると確信しています。
また、私たちは新しい人材を幅広く必要としています。お客様に具体的な対策の提案をする営業職はもちろん、技術職も必要です。併せて上場企業としてすべきことがたくさんありますので、スタッフとしてさまざまな分野で活躍してくださる方を募集しています。学校・学部を問わず、誰でも自信を持って門を叩いて欲しいと思っております。

就職活動をしている皆さんへ特別な能力は必要ない。大切なのは、
お客様の”声”と”想い”に応えたいという気持ち

私たちの仕事には高度なプレゼンテーション能力や技法などの特別なことは特に必要ありません。お客様とその生活に興味を持って、真剣に問題解決の提案ができるかどうかに尽きます。
お客様との会話を通して「お客様の隠されたご要望まで受け止め、お客様にとって一番良い提案」ができるかどうか。派手な言葉遊びやパフォーマンスより、ヒアリングでしっかりとお客様のご要望を確認し、誠実に住宅のカウンセリングをすることを何より重視します。
新しい交流や挑戦を楽しく感じられる方の入社を待っています。一緒に会社を成長させていきましょう。