ホームプロに学ぶ!シロアリ対策の基本第1話 「お父さんのシロアリ対策で大丈夫かしら?」初めてのシロアリ対策を学ぶ

第1話
「お父さんのシロアリ対策で
大丈夫かしら?」
初めてのシロアリ対策を学ぶ

「お父さんのシロアリ対策で大丈夫かしら?」初めてのシロアリ対策を学ぶ

シロアリの被害を防ぎ、家を長持ちさせる対策としてもっとも大切なことは、こまめなお手入れをすることで、住宅の変化に気づくことといえます。

日々のお手入れに気を配り、家の状態を定期的に観察することで、ささいな変化に気付くことができます。そうすれば、状態が悪化するまえに対策(予防・駆除)を講じることができますよね。

では、シロアリ対策としてどのようなことをすれば万全なのでしょうか?

まずは、「自分にできる対策」「専門家へ任せること」を理解することからはじめましょう。

シロアリ対策は、そのすみわけを理解するのが、遠回りのように思えても、家を長持ちさせる対策としてはとても重要です。

■家の周囲編

【自分にできるシロアリ点検】

家の周囲を点検することが、カンタンにできるシロアリ対策の一つです。すごく基本的なことですが、見過ごすと、シロアリ被害の原因になるので、一度チェックしてみてくださいね。
チェック項目の一例を以下にあげておきますので、点検をするときの参考にしていただければと思います。

1、基礎コンクリート(一般に基礎、と呼びます)に不自然な土の道がないか。

■家の周囲編【自分にできるシロアリ点検】01

2、基礎に設置された換気口がエアコンの室外機や倉庫、荷物などでふさがれていないか。

■家の周囲編【自分にできるシロアリ点検】02

3、廃材や薪、家具などが、家の周囲に立てかけられていたり、庭などの土の上に積み上げられていないか。

■家の周囲編【自分にできるシロアリ点検】03

【自分にできるシロアリ対策】

基礎についている換気口は、床下の湿気を排出する大切な役割を担っています。湿気はシロアリを呼び寄せますので、シロアリ対策としても、換気口の前には何も置かないことが鉄則ですね。

地面に木材を置いている場合は、すぐに廃棄するか移動させましょう。廃棄も移動もできない場合は、ビニールシートを木材の下に敷いて、土と直接触れ合わないような対策が効果的でしょう。

廃材や薪、家具などの木材が、家の周囲に立てかけられていたり、土の上に積まれていたりする場合は、シロアリの格好の餌になります。木材を持ち上げるとシロアリがいることも珍しくありません。

周囲の物を片付けたり、伸びた雑草を刈ったりする作業が、シロアリ対策として、とても大切になってきます。

専門家へ任せるシロアリ対策のポイントはココ!

基礎に不自然な土の道がある場合、蟻道(ぎどう)と呼ばれるシロアリの通り道の可能性大。すでに家の中にシロアリが入り込んでいる可能性があるため、一度専門家に点検を依頼しましょう。

■家の周囲編 専門家へ任せるシロアリ対策のポイントはココ!

■床下編

【自分にできるシロアリ点検】

床下については、潜ることができるなら、チャレンジしてみましょう。ダイニングにある床下収納庫を上げるか、畳を1枚上げて床板をはずすと、床下に入れますよ。
ただし、収納庫を上げてのぞくだけでも確認できることがありますので、無理は厳禁です。自信がある方は、汚れてもいい厚手の服と靴、軍手、帽子、懐中電灯、ドライバーを用意して床下にはいってみましょう。
チェック項目の一例を以下にあげておきますので、点検をするときの参考にしていただければと思います。

■床下編【自分にできるシロアリ点検】
■床下編【自分にできるシロアリ点検】

1、床下の土が湿っていたり、床下に湿気がたまったりしている様子はあるか、ないか。

2、配管からの水漏れはないか。

3、床下にシロアリの侵入してくる道(蟻道)はないか。

4、床下の木材をドライバーで突くと、ドライバーの先が木材に入らないか。

5、床下にシロアリが生息していないか。

■床下編【自分にできるシロアリ点検】
■床下編【自分にできるシロアリ点検】

左側の写真のように一見すると異常はないように見えますが、ドライバーで突くと右側の写真のように木がボロボロになっていることもあります。

【自分にできるシロアリ対策】

DIY自慢のお父さんでも、動きにくい床下でできる作業は限られています。勇気を出して床下に潜り、なんらかの不具合を発見した場合は、専門家に対策を依頼しましょう。

専門家へ任せるシロアリ対策のポイントはココ!

水漏れを発見した場合は、速やかに専門業者に依頼しましょう。

シロアリの被害は床下全体を処理しないと、被害箇所が移ってしまうだけで、根本的な対策になりません。また、配管の不具合があるなら、直さないと、床下は常に湿った状態になってしまい、湿気の大好きなシロアリが寄ってきます。

■床下編 専門家へ任せるシロアリ対策のポイントはココ!

シロアリの侵入してくる道(蟻道)を発見したり、ドライバーが木材に入ってしまったりした時は、残念ながらすでにシロアリが生息している可能性が高いと考えられます。

■床下編 専門家へ任せるシロアリ対策のポイントはココ!

いずれの場合も、勉強熱心なDIY自慢のお父さんであっても、自分でシロアリ対策をするのは難しいので、シロアリ対策の専門家に駆除を依頼しましょう。

■床下編 専門家へ任せるシロアリ対策のポイントはココ!

■屋根編

【自分にできるシロアリ点検】

2階の窓から1階の屋根を見るなどの点検で、屋根をチェックするようにしましょう。チェック項目の一例をあげておきますので、点検するときの参考にしていただければと思います。

■屋根編【自分にできるシロアリ点検】

1、瓦屋根に「ずれ」「割れ」「浮き」「がたつき」があるように見えるか、見えないか。

2、金属板の屋根に「浮き上がり」「がたつき」「さび」「塗装の色あせ」があるように見えるか、見えないか。

3、雨どいが割れていたり、落ち葉などがたまっているか、いないか。

「シロアリって床下にいる虫でしょ?」と思われた方、その認識は間違いではありません。しかし、雨漏りが原因で濡れ続けた柱や、雨どいの不具合でいつも濡れている外壁の中では、木材が湿ったり、腐ったりすることが多いです。シロアリに狙われやすい状態を放置することになってしまいます。

【自分にできるシロアリ対策】

屋根の上に落ち葉などのゴミが散らかっているようなら、長い棒や竿などで屋根から落とすのがおすすめです。雨どいをみて、落ち葉などがたまっているようなら、取り除くことも重要ですね。

雨どいの小さな「割れ」くらいなら、市販の補修テープで補修するのはOK! ただし、補修箇所が不完全なこともあるので、定期点検では念入りに様子を見るようにしましょう。

ただし、基本的には、雨どい修理は専門家へ任せる、という気持ちでいたほうがよいと思います。直せたと思っていても、時間がたつと水漏れし始めることもあるため、大丈夫という見極めが素人の方には難しいからです。

専門家へ任せるシロアリ対策のポイントはココ!

気になる点が一つでもあれば、専門家へ相談することをおすすめします。

屋根の補修は、転落や転倒によるケガの恐れもあるので、細心の注意を払ってください。誤って破損個所の状態を悪化させてしまう危険性もあるので、安全で確実な対策が重要です。

屋根の不具合は雨漏りの原因になります。通常、シロアリ(※)は地面から高さ1メートルの範囲に生息しますが、雨漏りなどでお家の柱が水分を含んでいる場合に限り、2階まで登ることが確認されているんですね。

屋根とシロアリは無関係に思えますが、日頃の屋根の点検が大切です。

※ヤマトシロアリ

■屋根編 専門家へ任せるシロアリ対策のポイントはココ!

■まとめ

シロアリ対策(予防・駆除)として、点検は基本中の基本です。自分にできる範囲のことは、少し面倒でもお金をかけずにできる対策の第一歩として、多くの人に実践してほしいと思います。

家の状態を把握しておくことで、シロアリ被害にあった場合でも、「●週間くらい前までは大丈夫だった」と悪くなっている期間をなんとなく把握できます。

万が一にシロアリを発見したときに避けたいのは「いつからこんな状態だった!?」という不安です。定期的な点検で家の状態を把握し、少しでも気になる点は、やはり一度、専門家へ相談するのが、賢いシロアリ対策の基本だということを覚えておいてください。

プロに学ぶ!シロアリ対策の基本

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