第11話 シロアリのハネムーン
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■シロアリなのに黒い?

シロアリは通常、木の中におり、人目につくところには出てきません。そのため、羽アリとなって外に出た時が一番気づきやすいと言われています。シロアリは、その名の通り白色ですが、羽アリになるときだけ黒色になります。※1




■シロアリのハネムーン=スウォーム(群飛)

シロアリは繁殖期に羽アリとなって巣から飛び立ちます。これはスウォーム(群飛)と呼ばれる行動で、4月〜7月にかけて見られます。次世代の女王・王である羽アリは着地すると羽を落とし、湿った柱や切り株、腐朽した木などに小さな孔を掘り新しい巣を作り始めます。巣ができたばかりの時は巣自体が未成熟のため、群飛をするだけの数に至っていません。群飛をする成熟した巣になるまでは4〜5年かかります。
「シロアリの群飛を見た」ということは、近くにある程度成熟した巣が存在するサインなのです。


【スウォームの特徴】

種類 群飛時期 体色 時間 特徴
ヤマトシロアリ 4月下旬〜5月
(東北地方6月
黒褐色(前胸背板は黄色) 昼間 雨上がりの晴れた蒸す日に多い
イエシロアリ 6月〜7月上旬 黄褐色(頭部は暗褐色) 夕方〜夜 電灯など光に集まる

※1 厳密にいうと、体色は上記の図中のようになります。