第8話 シロアリ被害をチェック
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シロアリの被害を見分けるには、このようなものを目印にしてください。 >>チェックポイント

■羽アリ
シロアリの繁殖がもっとも盛んな時期は4〜7月です。この頃になると、次の巣を増やすべく次世代の女王・王が羽アリとなって次々と飛び立ちます(群飛)。この時期に羽アリを発見したら建物の周囲、床下、浴室、洗面所、台所の床や柱を念入りに調べる必要があります。可能であれば床下収納庫や畳をあげて床下をチェックしてみることをお勧めします。
(群飛が見られるのは、ある程度以上の優勢な発達しているコロニーである証拠です。作り始めて間もない巣からは群飛は起きません)

「家の軒先から発生した羽アリ」→


↑「束柱にあった蟻道」 

■蟻道
シロアリは皮膚が非常に薄く乾燥しやすいので、光や外気を嫌います。そのため、暗くてジメジメしている場所を好み、土などでトンネルのような通路(蟻道)を作って移動します。床下の束石や基礎、土台などの表面に蟻道があればシロアリ被害の危険があります。

■蟻土
蟻道でも表記したとおり、シロアリは明るい場所を嫌います。そのため、自分たちが被害を与えている木材の割れ目や継ぎ目に、土や排泄物などを唾液と混ぜて吐き出し固めたもの(蟻土)を詰める性質があります。基礎や土台に土が盛り上がっていたり、土が飛び散っている場合も注意が必要です

■空洞音
シロアリは木の表面を残しつつ、内部を密かに食べ進めていきます。ハンマーなどで軽くたたいてみて空洞音がある場合は注意が必要です。

■食痕

シロアリは、セルロースが主要構成分となっている木材の柔らかい部分を好み、固い部分を残します。そのため、木口面(こぐちめん)では同心円状にシロアリの食べた痕(食痕)が残り、柾目面(まさめめん)では直線に沿って食痕が残ります。柱の表面がペラペラして中に隙間ができていたり、小さな穴が無数に空いているような状態はシロアリ被害の可能性があります。

>>「第2話」シロアリの好む環境 ↑「シロアリの食痕」