第6話 被害を受けやすいのはココ!!
〜床下の被害状況〜 ⇒シロアリのお話 つぎへ

■日本のシロアリの被害状況

日本のシロアリ被害はどのようなものでしょうか?日本で報告されるシロアリ被害のほとんどはヤマトシロアリとイエシロアリによるものです。地中から柱に沿って「蟻道(ぎどう)」と呼ばれる道を作って建物に侵入します。そのため、主に建築物の土台や束柱(つかばしら)、大引きなど建物床下部分の建築材が被害の対象になります。土台が被害を受けると建物の強度が下がり、地震や台風のときの倒壊の原因になることもあります。木の塀や枯れた木の切り株など建物外部にシロアリ被害がある場合は、比較的発見しやすいのですが、土台や柱の中、床下など建物内部に被害がある場合は発見しにくいので気が付かない間に被害が進行します

※ 土台(柱からの荷重を基礎につたえるために設置される機材)
※ 束柱(床下で大引きを支える柱)
※ 大引き(1階の床を支える水平材)



シロアリ被害を受けた束柱 空中蟻道

■こんなところが被害を受けやすいところです

次のような条件がそろっている場所は、特にシロアリの被害を受けやすい箇所です。

日当たりが悪い 湿気が多い
温度が比較的暖かい 風通しが悪い


家屋であれば、家の北側で、台所・洗面所・風呂場・便所などの水回り。また、雨水が跳ね返って木材を濡らしたり、柱が土間に接している玄関なども注意が必要です。床下の部材では、地面に近くて湿りやすい土台・束柱などは被害を受けやすくなっています。
(以下写真をクリックすると拡大してご覧にいただけます)

水漏れによるカビ湿気によるカビと腐朽束柱食害食害された大引き