チョウバエ、チカイエカ

チョウバエ、チカイエカについて

チョウバエ、チカイエカなどの飛翔害虫の問題は、都心部のビルの地下にある排水槽などより発生が問題になっています。

■ 種類

蚊は全世界で約1,500種、日本では約100種が記録されています。チョウバエは、ハエという名前がついていますがカに近い種です。チカイエカは寒冷に強く、冬季でも発生します。

オオチョウバエ
体長2〜3mm

チカイエカ
体長4〜5mm

■ 被害

1.水槽からの発生
ビルの汚水槽、湧水槽、浄化槽に発生します。チョウバエは、排水溝、グリストラップの汚泥、排水槽の汚泥の中などより大発生します。チカイエカは都市化の進んだところほど多く、地下鉄線路際の溝や、水洗便所の浄化槽が主な発生源です。
2.病原菌の媒介、吸血
チョウバエは細菌の運搬役を担います。ときに幼虫が人体の一部に寄生して、思わぬ障害を引き起こすことがあるので注意が必要です。チカイエカは無吸血でも1回目の産卵をすることができます。近似種で吸血せずに虫殖が可能なアカイエカという種も近年問題になっています。

■ 対策

1.定期的な水槽清掃
繁殖の周期が短く、短期間で大量に発生する為、定期的に清掃を行なう必要があります。

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■ 施工方法

空間噴霧処理(ミスト)
空間噴霧処理は、飛翔害虫の成虫対策です。ミスト機で薬剤を霧状に噴霧し、槽内空間に充満させます。

残留噴霧処理
残留噴霧処理は、成虫、幼虫対策として槽内の壁面や水面、マンホールの蓋周辺に薬剤を噴霧します。壁への噴霧処理は、壁に止まる習性のある成虫へ効果的です。

蒸散剤設置
薬剤処理を逃れた成虫への対策として、槽内に樹脂蒸散剤を設置します。薬剤成分が蒸散して槽内に広がるので、作業後に侵入した害虫にも効果があります。
昆虫成長阻害剤(IGR剤)の投入
幼虫対策として、成長阻害剤を水中に散布します。薬剤効果によって、幼虫は成虫になれず、やがて死滅します。

※IGRには表皮形成阻害剤(脱皮できない)と羽化阻害剤(サナギから羽化できない)があります。写真で用いているのは表皮形成阻害剤で、幼虫成長段階の全行程で効果を発揮します。